大手旅行会社JTBグループのロイヤルロード銀座が2日、富士山五合目の小御嶽神社での挙式に温泉旅館の宿泊を組み合わせた外国人観光客向けプランを発表した。同社によれば「他の人とは違う体験を望まれる外国人は多く、その期待に応える内容」とのことだ。確かに、富士山の中腹で体験する日本伝統の結婚式は外国人にとってかけがえのない経験となることだろう。(イメージ写真提供:(C)Sittichai Maikupandin/123RF)

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 大手旅行会社JTBグループのロイヤルロード銀座が2日、富士山五合目の小御嶽神社での挙式に温泉旅館の宿泊を組み合わせた外国人観光客向けプランを発表した。同社によれば「他の人とは違う体験を望まれる外国人は多く、その期待に応える内容」とのことだ。確かに、富士山の中腹で体験する日本伝統の結婚式は外国人にとってかけがえのない経験となることだろう。

 日本伝統の結婚式、すなわち神前式の結婚式に興味や関心を抱く外国人は、中国人を含めて多いようだ。中国メディア・今日頭条は2日、神前結婚式について紹介する記事を掲載した。記事は、近代化が進んだ日本においても、結婚式のスタイルは神前式が50%を占めていると紹介。高級ホテルや高級レストランも簡易的な神殿を備えており、「広義にとらえれば、日本の結婚式は依然として神前式が主流なのである」と解説した。

 また、神前結婚式のプログラムについて紹介するとともに、新婦がおしろいで顔を白く塗り、すべて真っ白な衣装に身を包むことについて言及。中国において白は不祝儀を想起させる色だが、日本のこの習慣は「新婦が心から体まで『真っ白』であることを意味するのだ」、「空白から出発するという意味だ」と説明している。

 さらに、日本の結婚式で行われる「お色直し」の習慣についても、「単に新婦が着飾るということではなく、新たな家族の中で生まれ変わるということを象徴しているのだ」と紹介。真っ白な式服から、鶴や花など縁起物を刺繍した華やかな服に着替え、更には未婚女性が着る和服に最後の袖通しをして「少女時代の終わりを示す」と伝えた。

 雅楽の響きに併せて神主が祝詞を読み上げ、巫女が祝いの舞を踊り、双方の親族一同が祝いの盃に口を付けて繋がりを固める。そんな日本の伝統的な神前式、自らが新郎新婦として挙げるのはもちろんだが、友人の結婚式に参列するだけでも、外国人は大いに感銘を受けることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Sittichai Maikupandin/123RF)