演出のうまさ

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東京都知事選は小池百合子が次点に100万票以上の差をつけて圧勝した。「ポイントとはどこにあったのか」(キャスターの菊川怜)。勝負の分かれ目は小池の演出のうまさだった。

街頭演説などでは「百合子カラー」と名付けたシンボルの緑色で埋め尽くし、自民党推薦を取り下げて「大政党に意地悪されている女性候補」を演じた。増田寛也の応援で石原慎太郎元知事が「大年増の厚化粧」と揶揄したことも、むしろ追い風になった。

「私の都政の評価はみなさんが判断」

小池が中継で生出演した。司会の小倉智昭が「風を読むのがうまいといわれますね」と聞くと、「読んでいるわけではなく、風を作っているんです」という。

キャスター菊川怜「どうやって作るんですか」

小池は「崖から飛び降りる姿で、みなさんが判断してくれます」と、知事になってからの自信をのぞかせた。小池都政の評価はほぼすべての会派が野党の都議会ではなく都民だというのだろう。