結喜たろう氏

写真拡大

一時105円台半ばまで急落した米ドル/円相場。日銀による為替介入も予測されているが、それもむなしく本格的な円高局面はこれから来る!? FXはもちろん、株、金、原油、ビットコインなど商品ごとの戦略を、今こそ練り直すべし!

◆5通貨ペアを組み合わせてスワップも利幅も狙い撃ち

 円高相場はスワップ派の天敵だ。今や日本はマイナス金利時代。当然、円など買ってもスワップはつかない。高金利の新興国通貨を狙いところだが、メジャーどころの豪ドル/円、NZドル/円をロングしたところで、円高圧力が強まれば、含み損が増すだけ。買っておけば、放ったらかしておいてもチャリンチャリンと金利が入る時代は終わってしまったのだ……が、果敢にもスワップ狙いのトレードを続けているトレーダーもいる。FXのほかにも株から不動産まで手広く手掛ける資産1億円超の個人投資家・結喜たろう氏だ。

「正直、スワップ派には厳しい相場環境です。けど、為替の変動リスクを限りなく抑えるポートフォリオを組めば、含み損を抱える心配を減らしながら、スワップだけ稼ぐことも可能です」

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102315

 そう言いながら、見せてくれたのが「相関係数表」と結喜氏のポートフォリオだ。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102316

◆相関性の高い通貨ペアを組み合わせて変動率を抑制

「相関係数は、文字通りそれぞれの通貨ペアの相関性を独自の計算方法で数値化したものです。例えば、豪ドル/円とNZドル/円は同じオセアニア通貨で、似通った値動きをすることが知られています。毎日の終値から、どれだけ相関性があるか計算してみると、表のとおり『0.84』。この数値は1に近いほど高い相関性を示します。これを生かして、スワップの高いNZドル/円のほうをロングし、同じ枚数だけ豪ドル/円をショートすれば、変動リスクを抑えて、その差額のスワップを得ることができるわけです」

 この法則に従って、結喜氏が組んでいるポートフォリオは「豪ドル/円売り」「NZドル/円買い」「ユーロ/ドル売り」。なぜ、突然ユーロ/ドルが?

「ユーロ/ドルは、世界中のトレーダーが注視する主要通貨ペアの1つ。これを加えると、不思議とポートフォリオ全体の資産の変動リスクが抑制されるのです」

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102318

 表のとおり、結喜氏のポートフォリオで得られるスワップの利回りは0.28%。ごくごくわずかだが、レバレッジ10倍なら2.8%。実は、さらにキャピタルゲインを狙うために、裁量トレードも組み合わせてリターンを増やしているという。

「自作のプログラムでポートフォリオの“合成チャート”をつくって、それを見ながらトレンドフォロー型のトレードも行っているんです。変動リスクを抑えたポートフォリオのため、暴騰・暴落しにくく、トレンドが継続しやすい。その合成チャートに10日移動平均線と50日移動平均線を表示させて、ゴールデンクロスしたら買い(豪ドル/円売り・NZドル/円買い・ユーロ/ドル売り)、デッドクロスしたら売り(同買い・売り・買い)で入るだけでも稼げます」

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102317

 これぞ、ハイブリッドFX。だが、さらに大きなリターンを狙う方法もあるという。

「より、円高相場でキャピタルゲインが得られるポートフォリオを組めばいいんです。あまり、多くの通貨ペアを保有すると、どの通貨が原因で収益の変動が起こっているのか把握しにくくなってしまうのですが……1つ、つくって見ましょうか?」

◆合成チャート上での裁量も組み合わせて利益増大