独身だと給料は自由に使えるが、結婚するとそういうわけにもいかず、お小遣い生活がスタートする。しかも、子どもの成長や住宅ローン、収入の減少などに合わせて、月々の額はいとも簡単に変わってしまう。もらえるだけありがたいのかもしれないが、本音では「もっと欲しい」と思っている人も多いはず。

もっともらう増額交渉をするためには、お小遣いの相場を知りたいところだ。新生銀行は、20代から50代の有職者の男女約2300名を対象にした「2016年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめた。

2016年サラリーマンのお小遣い調査

■お小遣い額は過去3番目に低い金額

男性会社員の毎月のお小遣い額は前年比231円微増の3万7873円と、前年とほぼ同水準。1979年の調査開始以降3番目に低い金額となった(最低額は1982年の3万4100円)。「子どもがいる」と答えた男性会社員について子どもの学齢別にみると、社会人のみの世帯が4万円を超えている一方、未就学児/小学生世帯、中高生のみの世帯では3万円を下回っており、子育て・教育費の家計への負担が読み取れる結果となった。女性会社員のお小遣い額は前年比966円減少し、3万3502円となった。

■昼食代は前年とほぼ同水準

男性会社員の1日の平均昼食代は、前年比14円減少の587円となり、前年とほぼ同水準となった。年代別では、30代・40代が600円を越える一方で、昨年最も高かった20代の昼食代が528円へと174円減少している。女性会社員の昼食代は前年比8円微増の674円となり、こちらも前年とほぼ同水準となった。

■男性会社員の1回の飲み代は、外に飲みに行く人が5102円、自宅で飲む人が2734円

男性会社員の1回の飲み代は5102円と、自宅で飲む方の2734円より2000円以上高い結果になった。1か月の平均飲み回数は、2.3回と前年とほぼ同様。1回の飲み代と1か月の平均飲み回数から算出した1か月の飲み代は、前年比50円増加の1万1765円となった。女性会社員の1回の飲み代は3915円で、自宅で飲む人は2450円となった。

■消費税率8%への引き上げから2年経過するものの、引き続き高い負担感

2014年4月の消費税率8%への引き上げから2年が経過したが、男性会社員では、負担に感じている層が74.4%、女性会社員では82.5%と、負担感は昨年に続き高い水準となった。昨年に続いて物価の上昇が家計を圧迫するのを背景に、なお厳しいお財布事情が明らかになる結果となった。消費税が8%アップして2年以上経過したが、負担感の大きさは今なお変わらず。この状況ではお小遣いの増額など望めそうにもないが、諦めず粘り強く交渉するしかない。ひたすら粘るのみである。

文/編集部