「コンビニ人間」が初登場1位に、週3バイト“異例の作家”の話題作。

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今週発表の最新8月8日付けのオリコン週間“本”ランキング(集計期間:7月25日〜31日)の総合部門にあたるBOOK部門では、7月19日に発表された「第155回芥川賞・直木賞(2016年度上半期)」(日本文学振興会主催)で芥川龍之介賞に選出された「コンビニ人間」(村田沙耶香/文藝春秋/7月27日発売)が、週間5.9万部を売り上げ、初登場1位を獲得した。

本書は、大学卒業後も就職せず、18年間コンビニのバイトを続けている36歳の未婚で彼氏いたことなしの女性・古倉恵子が、マニュアル通り動くよう求められるコンビニでのアルバイトを通じて社会との接点を見出しながらも突きつけられる、普通の生き方からずれた人間を疎外する社会についてユーモラスに描いた作品。

今回初ノミネートで同賞を受賞した作者の村田氏は、2003年に「授乳」が第46回群像新人文学賞優秀作に選ばれデビュー。現在も執筆活動の傍ら、週に3回コンビニでアルバイトをしている“異例の作家”としても話題になっている。