全米リアルター協会が実施した米国の住宅市場に関する調査で、中国、香港、台湾の投資家の物件購入が他の国・地域を抑えてトップになったことが明らかになった。

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全米リアルター協会(NAR)が実施した米国の住宅市場に関する調査で、中国、香港、台湾の投資家の物件購入が他の国・地域を抑えてトップになったことが明らかになった。

1日の参考消息網が米メディアの報道を引用して伝えたもので、統計がとられたのは2015年4月から今年3月までの1年間。中国、香港、台湾の投資家の物件購入は2万9195軒、およそ270億ドル(約2兆7680億円)に上り、平均価格は1年前を10万ドル(約1020万円)程度上回る93万7000ドル(約9600万円)だった。投資家全体の平均購入価格は47万7000ドル(約4890万円)。中国、香港、台湾に次いで購入規模が大きかったのはカナダ人(2万6851軒)だが、リゾート物件の需要の多さから投資額は90億ドル(約9230億円)にとどまった。

ただ、この一方で米不動産市場が海外の投資家を呼び込む力が減退するとの見方も出ており、中には「中国の投資家の間ですでにこの動きが出ている」と指摘する専門家もいる。(提供/Bridge・編集/Yamaguchi)