フジロックで宿泊するならキャンプ? それとも宿? 10年以上参加し続けている田端あんじが考えるそれぞれの魅力

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フジロックフェスティバルは毎年3日間連続で開催されます。前夜祭も含めると合計4日間。会場が新潟県ということもあり、おそらく多くの人が会場近辺に宿泊するかたちで参加していると思われます。

私は大抵、前夜祭から3日目の朝方までたーっぷりと満喫するコースを選んでいるため、宿泊日数は4泊5日。宿代も、なかなかバカになりません。

キャンプするべきなのか、それともホテルや宿といった宿泊施設に泊まるべきなのか。初めて参加する人やフジロック未体験の人に必ず聞かれるこの質問。今回あらためて考えてみたいと思います。

【それぞれにいいところがあり、同時に不便なところがある!】

私は10代のころからフジロックに参加してきたので、キャンプと宿、どちらも経験しています。

けれども、私はひとりでキャンプをしたことがなく、3カ所あるキャンプサイトのうち会場に最も近い、通常のキャンプサイトにしか宿泊したことがありません。

そのため、あくまで個人的な見解にはなりますが、それぞれが持つ魅力、そして難点について、自分の体験を振り返ってお伝えしようと思います。

【キャンプサイト3カ所の違い】

フジロックで利用できるキャンプサイトの種類は、全部で3つです。

通常のキャンプサイト:会場のもっとも近くにあって、多くのキャンパーが利用する。私が利用したことがあるのもここ。利用の際には3000円のキャンプサイトチケットが必要。

キャンプサイト「ピラミッドガーデン」:オフィシャルツアーバス利用者専用のキャンプサイト。ここではライブも行われる。

オートキャンプ施設「ムーンキャラバン」:車両を駐車しながらキャンプができる。利用するには、3000円のムーンキャラバンチケットが必要。

まずはこの3種類について、頭に入れておいてくださいね。

【キャンプの魅力と難点】

繰り返しになってしまいますが、今回ご紹介するキャンプの魅力と難点は、私が泊まったことのある「通常のキャンプサイト」についてだけです。「ピラミッドガーデン」と「ムーンキャラバン」には当てはまりませんので,その点ご理解ください。

・キャンプの魅力

1.会場からめちゃくちゃ近い
2.フェスとアウトドア、両方を満喫できる
3.バーベキューエリアでバーベキューも楽しめる
4.周囲のキャンパーたちと自然と仲良くなれる
5.一緒に行った友人たちと協力して生活するので、自然に結束力が高まる
6.みんなでわいわい行うので、準備から後片付けまですべてが楽しい。特にテントを張り終わった直後に飲むビールの味は、格別
7.仲間に男性がいない場合も安心。女性専用エリアがある
8.他で宿泊するよりも圧倒的に安い

・キャンプの難点

1.シャワーと風呂(ちゃんとした温泉らしい)が一応設置されている。だけどめっちゃ混む
2.近隣にも温泉施設があるが、疲れた体で歩いていくにはやや遠い。時間を選ばないと混む(もし車があれば、距離の上での問題はなし)
3.朝の日差しがキツい。これによって強制的に起こされるので、夜遊び中心の人には不向き。テントはなるべく日陰に設置することがオススメ
4.早く行かないと、日陰がある場所を確保できない。テントを張る場所が斜面になってしまうと最悪
5.周囲から聞こえる生活音や話し声が意外と気になる。朝までやっているステージの音も、やや気になる
6.体の疲れが取れにくい
7.朝の歯磨きや、顔を洗うだけでも、めっちゃ並ぶ

【ホテルと宿の魅力と難点】

・ホテル&宿の魅力

1.屋根がある。そして壁がある。暑さ・寒さ・雨がしのげるし、プライバシーも守られる
2.布団やベッドのおかげで疲れが取れる
3.宿内にお風呂がある! ドライヤーも貸してもらえる!(ないところもあるようなので注意)
4.アルコール含む飲み物やちょっとした食べ物なども売られている(ないところもあるようなので注意)
5.携帯の充電に困らない
6.突然具合が悪くなっても、テントよりは安心
7.宿が気に入れば、 「また来年!」と予約を入れていくこともできる(宿による)
8.キャンプとは比べものにならないほど快適

・ホテル&宿の難点

1.場所によっては、会場からかなり離れている。ゲートから徒歩30分でも近いほう
2.キャンプよりお金がかかる。フジロック期間中はどの宿も値段が高く設定されている。4泊でだいたい、3万円から4万円弱ほど
3.宿によっては、布団のメンテナンスや掃除が行き届いてないところもある

ホテルや宿に泊まる難点が、これ以上見つからなかったわ……。でもそのくらい、宿泊するなら個人的には宿がおすすめ。特に女子は、ぜーったい! 

【ホテル&宿はキャンプよりずーーーっと快適だよ!】

なぜ、ホテルや宿がオススメなのか。疲れの取れ方が全然違うし、雨だとマジできつくなる天気や身の安全の心配もしなくて済むし、なにより入りたいときにお風呂に入れる。正直ここが、いちばんデカイです!

ぶっちゃけ私は、「フジロックキャンプ泊に耐えられるのは20代前半まで」だと思っております……。この年齢までなら、体力と若さゆえの勢いで乗り切れると思うので……。

【頼もしい男子チームが一緒なら、キャンプも安心かも】

けれども、キャンプにはキャンプでしか味わえない楽しさがあるので、「相当キャンプ慣れしている男性チームと一緒」という条件ならば快適かも? 経験上そういった人とのキャンプは、存分に楽しめたような記憶があります。彼らはたいがいのトラブルには動じないので、ね。

ちなみにどちらに宿泊するにせよ、貴重品はテントや宿に置きっぱなしにしたりせず、必ず持ち歩くことが鉄則。

以上、参考になれば幸いです。ぜひ来年はフジロックに参加してみてねーっ!

参考リンク:フジロックフェステイバル
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

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