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トヨタ自動車は3日、今秋に発売を予定していた新型「プリウス PHV」の国内販売時期を今冬に延期すると発表した。今回の発売延期は、より良いクルマを着実に届けるために決定したとのこと。

「プリウス PHV」は2012年1月からハイブリッドに次ぐ次世代環境車の柱として販売を開始し、2016年7月末時点で日本・米国・欧州を中心に約7万5千台を販売。今回モデルチェンジ予定の新型車は、2015年12月発売の4代目「プリウス」をベースとしながら、EV走行距離の大幅拡大や先進的なデザインの採用など、PHV(プラグインハイブリッド車)に求められる要望に応えることで、電気を活用した新しいカーライフスタイルを提案できるクルマをめざして開発に取り組んできた。

外観においては、先進的でエモーショナルな造形をめざし、フロントとリヤにオリジナルデザインを採用したほか、トヨタ初となるCFRP(炭素繊維強化樹脂)製バックドア、新形状ガラス「ダブルバブルバックドアウインドウ」も採用。プラグインハイブリッドシステムに関して、総エネルギー量が従来の約2倍という大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しており、EV走行距離を60km以上に延長した(従来型は26.4km)。

従来の走行用モーターに加え、これまで発電機として使用していたモーターを走行用としても利用する「デュアルモータードライブ」システムも採用。EVモード走行時の一層力強い走りを実現している。

装備においては、世界初というガスインジェクション機能付ヒートポンプオートエアコンや11.6インチ大型ディスプレイを備えたナビゲーションシステムを採用し、運転中の快適性や利便性を追求。プラグインハイブリッド独自の充電システムは、従来の家庭用電源からの充電に加え、日本仕様では充電ステーションでの急速充電にも対応する。

日本・欧州仕様では、車両のルーフに搭載した大型ソーラーパネル「ソーラールーフ」により太陽光発電を行い、その電力を駆動用バッテリーおよび12Vバッテリー系統へ供給する新開発のソーラー充電システムが搭載されている。

(木下健児)