世のママに聞く「虐待としつけ」の境界線は一体どこにあるのか?

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子育てに欠かせないのが“しつけ”。人間としての基盤をしっかりとしたものにして、将来困らないように我が子を立派な大人にしつけていくことが親の責務ですよね。

でも、「これって虐待と思われないかしら?」なんて不安になるようなしつけをした経験や、子供のころに親からされた経験がある方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、『WooRis』が子供を持つ既婚女性321人を対象に、「しつけについてのアンケート」を実施しました。自分が経験した厳しいしつけや、自分が「ひょっとして、虐待?」と思ったしつけについて集計した結果をもとに、“虐待”と“しつけ”の境界はどこにあるのかも併せて考えていきましょう。

 

■“厳しいしつけ”の第1位は暴力

321人を対象に行った「子どもに“厳しいしつけ”をしてしまったと思うことがありますか?」というアンケートでは、37.1%の方が「ある」という回答をしています。

「それは具体的にどういったしつけだったか」と聞くと、1番多く挙げられた意見が“叩いてしまった・暴力”でした。

「何度も叩いた」(専業主婦)

「言うことを聞かなかったら叩く」(専業主婦)

と、厳しすぎると感じるしつけは“叩いてしまったこと”という意見が圧倒的でした。それと同時に、厳しいしつけをしてしまったという自覚があるものの、なにが厳しいしつけだったのか聞かれると“わからない”という意見もありました。

「厳しいしつけをしているとは思うが、境界線が分からない」(専業主婦)

2番目に多かったのが“大声で叱る・怒鳴る”というものでした。

「感情に任せて、大きな声を出してしまった」(販売・営業)

「大声で怒鳴り付けたり、物を投げたりした」(専業主婦)

母親とはいえ、腹が立つことやもどかしく思うことはありますよね。自分の気持ちを押し殺して、いつでも冷静で的確にしつけを行えるか……といえば、それはとても難しいことでしょう。

平成28年5月に、北海道で当時小学2年生の男の子を野外に置き去りにしたニュースが世間を騒がせました。男の子は無事に保護されましたが、“野外に置き去り”はしつけなのか虐待なのか……と議論が各地で起こったのは記憶に新しいですよね。

実際に、今回のアンケートでも少数意見ではありますが

「鍵をかけて家に入れなくした」(専業主婦)

「家の外に締め出した」(専業主婦)

という親の目が届かない場所へ放置する行為をしてしまったという声がありました。

 

■母親自身も厳しいしつけをされた経験が

その一方で、「自分が親から“厳しいしつけ”をされた経験はありますか?」という問いに対して31.8%の方が“ある”と回答しています。

厳しいしつけをされた経験がある人と厳しいしつけをしている人が一致しているとは言えませんが、今も昔も“同じ割合の母親が厳しいしつけを行っている”ということがアンケート結果からわかります。

厳しいしつけをされたという回答の内容を見てみると、

「家に入れてくれない、ご飯を貰えない、平手打ち、蹴り」(専業主婦)

「何時間も親の愚痴を聞かされ、叩かれ、怒鳴られた」(専業主婦)

と、ママさんが実際に“厳しいしつけをしてしまったかな”と思っている内容とほぼ同じものでした。中には、

「べランダに上半身裸で出された」(専業主婦)

といったかなりハードな内容もありました。それ以外に特徴的だったのは、

「ご飯の時にテーブルに肘をついていたら、茶碗もろとも薙ぎ(なぎ)払われて怒鳴りつけられた」(専業主婦)

といったように、近年では寛容になりつつある食事マナーといった礼儀作法についてのしつけも多く見られました。厳しいしつけは子育てと切っても切れない関係性のようです。

 

■思い悩みながらも“愛情”を持って行うのが“しつけ”

優秀な子供に……まで望まずとも、真っ当な大人に育てようと思う気持ちが、時として我が子の心や体を傷つけてしまう“厳しいしつけ”。その暴力との境界線はどこにあるのでしょう?

アンケート結果で目立ったのが、

「自分の感情に任せて”怒鳴ってしまった、叩いてしまった」

「親が感情任せに怒鳴ってきた、叩いてきた」

という後悔の声です。

子供が将来困らないように、なにが正しくてなにが望ましいかを教えるために“叱る”のがしつけ。自分の感情に任せて言うことを聞かせようと“怒る”のは、しつけとは言えないでしょう。

どんな母親も、我が子を産んだ瞬間からの母親業……。母親初心者の中で試行錯誤しながら一生懸命に育児に奮闘しています。

どうしたら伝わるか、なにをしたら我が子が真っすぐに育つか……と思い悩み抜いて行う“しつけ”には、愛情が詰まっているといえます。愛情が根幹にあるしつけには、胸を張っても良いのではないでしょうか。

 

いかがでしたか?

昔から根深い問題として定期的に話題にあがる“しつけ”と“虐待”の境界線。自分の愛する我が子も、自分とは違った人格を持つ1人の人間であるということを頭に置いて、自分の感情を押し付けるのではなく、思いやりと愛情を持って厳しく接するよう心がけましょう。

(ライター 清水希枝)

 

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※ Dennis Steen / Shutterstock