パイロットになれるチャンスが拡大!航空大学校の定員が大幅増員へ

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航空大学校の定員が大幅に増やされることになった。

2018年から定員を36人増へ

NHKは3日、政府が「航空大学校」の定員を1.5倍に増やすことにしたと報じた。

宮崎県にある「航空大学校」の定員を2018年度から1学年72人→108人に拡大。格納庫や学生寮の増設などを進めるという。

唯一の公的「パイロット養成機関」

航空大学校は1954年(昭和29年)に当時の運輸省の付属機関として宮崎に設立された、日本唯一の公的なパイロット養成機関。

これまでに3800名を超える卒業生を送り出しており、日本の主要航空会社のパイロットの約4割が航空大学校出身。

「国土交通省」資料

「国土交通省」資料

高い水準の教育を受けた卒業生を輩出し、航空会社の基幹要員や指導要員の養成に中心的な役割を果たしている。

「パイロット不足」が懸念

航空大学校の定員拡大が決まったのは、将来的に「パイロット不足」が見込まれているためだ。

航空需要の拡大に伴って、2030年には国際的に現在の2倍以上、アジア・太平洋地域では約4.5倍のパイロットが必要になる見通し。

「国土交通省」資料

「国土交通省」資料

日本でも2022年には年間約200〜300人の新規パイロットが必要に、大量退職者が発生する2030年頃には年間400名規模で新しいパイロットを採用しなければならなくなると予測されている。

「パイロット志望者に朗報」という声

パイロットになるためには、他にも「私立大学」や「自社養成」などがあるが、私立大学は授業料が高額なことや、自社養成は行う余裕のない航空会社も多いことから、航空大学校は人気。

毎年定員を大きく上回る出願がよせられており、2016年度は定員72名に対して587人が出願。受験倍率は8.2倍となった。

航空大学校の定員が大幅に拡大されることについて、ネット上には「パイロット志望には有り難いニュース」という喜びの声が寄せられている。