Doctors Me(ドクターズミー)- 【医師に聞く!】冷え性と不妊の本当のカンケイとは?

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女性の身体に“冷え”は天敵…とはよく聞く言葉ですよね。特に不妊との関係性においては、しばしば話題になることも多いといえます。実際のところ、冷えと不妊の関係は何かしら影響し合うものなのでしょうか。医師に話を伺いました。

冷えと不妊のカンケイ

女性の身体の“冷え”と不妊はダイレクトに関連があるとセンセーショナルにいわれることもありますが、実際には冷え性の方でも問題なく妊娠して、元気な赤ちゃんを産んでいる例は数多くあります。逆に、まったく冷え性ではない方でも、原因不明の不妊に悩んでいる例もあります。

よって、冷えが直接的に不妊の原因になるということは、医学的には証明されていない事柄です。

医学の考え方もさまざま

また、西洋医学、いわゆる私たちが一般的に病院でかかって受ける医療の基礎となる学問では、“冷え”は低体温症でもない限り、特に問題とはみなされていません。

しかし東洋医学の考え方では、冷えは血の巡りを悪化させ、子宮や卵巣などの機能を低下させ、不妊の原因の一つになりうるともいわれています。確かに、寒い時には私たちの血管は収縮し、皮膚から血の気が引くことでもわかる通り、あまり下腹部や腰回りが冷えると心地よいものではありませんよね。妊娠の成立になんらかの悪影響を与える可能性があるという見方をする人もいるかもしれません。

身体を冷やさないためにはどうしたらいいの?

身体を冷やすことが不妊のダイレクトな原因にはならないとしても、赤ちゃん待ちの方、特に現代の西洋医学で原因がわからないのになかなか子宝に恵まれないという人は、身体を冷やさないようにしたいものです。まずは以下の4つを心がけてみましょう。

・外出の際は、軽く羽織るものやひざ掛けなどを持参して体温を調整する
・身体の中から冷やさないために、温かい飲みものを選ぶ、氷の入った飲みものは避ける
・ショウガやスパイス類などを使った料理を食べる
・ストレス解消にもなる運動をして、血液循環をよくする

医師からのコメント

身体の冷えは、不妊以外にもさまざまな影響があるといわれています。食事や運動などで身体を温めることを楽しみながら、日々の生活を過ごせたら最高ですね。

(監修:Doctors Me医師)