3日配信の「真相深入り!虎ノ門ニュース」(CS放送・DHCシアター)で、弁護士でタレントのケント・ギルバートが、日本テレビ恒例の特番「24時間テレビ 愛は地球を救う」について苦言を呈する場面があった。

毎年「24時間テレビ」では、障害者がさまざまなことに挑戦する内容を放送している。今年度も27日から28日にかけて、網膜剥離で視覚障害者になった中学校教師のドラマを放送する予定だ。

しかし、こうした「24時間テレビ」の内容について、裏番組が問題提起をするようだ。同時間帯に放送されるNHKの情報バラエティ番組「バリバラ」が、「検証!『障害者×感動』の方程式」と題し、「障害者=頑張る、感動、勇気をくれる」というイメージを問い直すための討論を行う、というのだ


このニュースに、「24時間テレビ」の出演経験があるケントは、「番組の作りに僕は納得しない」「障害者が利用されてる気がしてどうしようもない」と印象を語った。

ケントはさらに「24時間テレビ」について「(障害者を)取り上げる裏心がなんかみえる気がするのね」「(チャレンジ企画を)なくせとは言わないけど、なんか取り上げ方がちょっと違うんじゃないかなという気がする」といい、改善の余地があることを指摘していた。

またケントは、番組から得られる感動が本物ならいいと語る一方、「泣かせるのは簡単なんですよ。誰か泣けばいいさ」「そうすれば、見てる人はもらい泣きをするわけだから」とし、「涙で視聴率を稼ぐっていうのは、僕はちょっと抵抗を感じるな」と番組内容を改めて批判し、障害者が社会の中でもっと活躍できるようにしてほしいと要望していた。

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