クレンジングは大事なケアだけど、間違ったケアは老化の元!

みなさんは、ご自身の美容ケアにどのくらい満足していますか? 正しいと信じて、毎日何かしら実践している美容ケア。でも、ちょっと待って! 実はそのケア、間違っているかもしれません……。

出典:Amazon 「女性の美容ケアに関する実態調査」

全国の20〜40代の女性600名を対象に「間違った美容法」について調査をしたところ、下記のような結果が得られました。

上記の結果を見て、「え、これ、間違っているの?」とお思いの方も、少なくないのではないでしょうか? せっかくキレイになろうとお手入れをしているのに、間違ったケアをしていては逆効果ですよね。

今回は、この調査で一番該当者の多かった「クレンジング剤の量は、肌に負担がかからないよう少なめにする」について、なぜNGなのか、詳しく解説させていただきます。

「クレンジング剤の量は、肌に負担がかからないよう少なめにする」がNGな理由

美肌をつくるには、クレンジング剤の量を少なくすることよりも、肌をこすらないように優しく、規定量を守ってメイクをしっかり落とすことが大切です。

肌を摩擦してしまう

クレンジング剤が少な過ぎると、直接肌をこすってしまったりと、知らず知らずのうちに肌を摩擦してしまっている可能性も。こすりすぎによる炎症でシミになったり、皮膚を引っ張ることでシワの原因にもなりかねない摩擦は、徹底的に避けたいところです。
お手入れの際は、とにかく肌をこすらないように気をつけましょう。

メイクが十分に落ちない

メーカー規定量よりも少ない量でクレンジングをすると、落ちるはずのメイクも落ちにくくなってしまいます。規定量は、開発時に試行錯誤を繰り返し導き出されるもので、その規定量を使ってこそ化粧品の効果が得られるように設計されているものです。

また、少なめの量のクレンジング剤を使うことでメイクが十分に落ちていないと、それこそ肌のダメージにつながりかねません。規定量をしっかり守り、肌を清潔に保ちましょう。

間違った情報に惑わされず、時間やお金を有効活用するスマートな美容ケア“スマ美”で、効率よく美を磨きましょう!

■プロフィール

オフィス美容の賢人 小西さやか

コスメコンシェルジュ。化粧品の研究や開発に携わってきたスペシャリスト。
現在は、一般社団法人日本化粧品検定協会を設立。
代表理事として、美容コラムの執筆、日本流行色の選定、メイクアップトレンドカラー本の監修を行っている。
最新著書「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」が2014年1月17日発売。
可愛くなりたいと頑張る女子こそハマってる!?コスメに関する意外な「勘違い」を一問一答形式で解説します!

「99%のクチコミは間違っている?! 勘違いだらけのコスメ神話」 http://www.amazon.co.jp/dp/493828054X/

小西さやかオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/panntyann1/

2014年5月開催「日本化粧品検定」HP:http://www.cosme-ken.org/