1995年に誕生した一平ちゃん夜店の焼そばだが、焼そばとしても平成一おいしい商品になるという意味を込めて「一平ちゃん」と命名された。その名前の通り、焼そばと言えば「一平ちゃん夜店の焼そば」というイメージが強く、カップ焼そば好きなら「マヨビーム」の存在を知らない者はいないだろう。そんな「一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズから、『明星 一平ちゃん夜店の焼そば 蒲焼のたれ味』が昨年に引き続いて発売された!

■香りはうなぎの蒲焼そのもの。その香ばしさの再現力の高さに驚いた!

 

土用の丑の日に精の付くうなぎの蒲焼を食べるのが習慣となっている日本。今年の丑の日は7月30日であったが、うなぎは言わずと知れた高級品。食べられなかった人も多いだろう。記者も含め、丑の日にうなぎの蒲焼を食べられなかった人に、明星食品株式会社から『明星 一平ちゃん夜店の焼そば 蒲焼のたれ味』(117gうち麺90g・希望小売価格 税抜180円・2016年7月4日発売)が発売された。「蒲焼」でなく「蒲焼のたれ」と銘打っているところが少し残念だが、蒲焼を食べた気分になるのを期待しながら、実際に食べてみた!

封を開けてみると、ソース、特製マヨネーズ、ふりかけがそれぞれ袋に入っており、作り方は、それらを取り出して、お湯を注ぎ3分待って湯切りするという、いたって普通のカップ焼そば。

ただ、いつもの「一平ちゃん夜店の焼そば」と違って、ソースとふりかけに大きな特徴がある。ソースは、ローストした醤油に、うなぎエキスを加え、ガーリックとジンジャーが香る甘濃いたれに仕上がっているそう。確かに、ソースの封を切ったときに、うなぎ屋さんから香ってくるあの蒲焼のたれの香りがした。ふりかけには山椒がプラスされ、蒲焼を食べている気分を味わえるようになっている。『明星 一平ちゃん夜店の焼そば 蒲焼のたれ味』にも当たり前のようにわさびマヨネーズが入っており、多少驚いた記者であるが、どんな味がするのか楽しみだったのが正直な気持ち。

ソースとふりかけを入れてかき混ぜるほどに、蒲焼のたれの香りが広がる。山椒と相まって、まるでうなぎの蒲焼のような香りに変わる。これは美味しそう。

 

試しにマヨネーズをかけないで食べてみる。香りが甘濃かったので、そんな甘濃い味を期待していたが、それほど甘くはない。「これはまさに蒲焼のたれ!」と思えるような甘濃い味ではなく少しぼんやりとした味。後味はうなぎの皮がパリッと焦げた味で、この再現率は高いと感じた。

わさびマヨネーズをかけて食べてみると、わさびによって、蒲焼のたれの甘味がほんのり引き立ったが、ぼんやりした味に変わりはない。

 

食べた感じをまとめると、香りは蒲焼なのは間違いない。しかし、口の中に入れると、その香りはどこかに行ってしまい、醤油ベースの焼そばを食べているような気がした。しかし、さすが明星食品。蒲焼の味は強くはないが、これはこれで美味しい。いっぺん食べたらはしが止まらなくなるのは確かだ。

 

■まとめ:香りとして蒲焼を楽しむのにおすすめ。

蒲焼きの代わりに食べても、蒲焼きを食べた満足感を得ることは難しく、少し虚しさが残った。だが、香りは蒲焼そのものであるため、うなぎの蒲焼の10分の1程度の値段で、蒲焼の香りを堪能できるのはうれしいので、また機会があったら食べてみたいと感じた。