ゼネラルモーターズ、NASAと「手袋」を共同開発

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ゼネラルモーターズ(GM)が、パワーアシスト手袋「Roboglove」を開発している。NASAと提携し、宇宙ロボットの技術を応用。工場で働くスタッフたちの負担を軽くするためのものだ。

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ゼネラルモーターズ(GM)は、同社の工場で働くスタッフたちに、パワーアシスト長手袋「Roboglove」を装着させようとしている。「パワーレンジャー」(米国のテレビ番組)のコスチュームのように見えるが、これは実際に開発されてきた「宇宙用ロボット」にインスパイアされたものだ。

NASAとGMは、国際宇宙ステーションで行う業務のうち、危険だったり人間にふさわしくなかったりする作業をロボットに行わせるべく、「Robonaut 2(日本語版記事)」を開発してきた。人間に似たこのアンドロイドは、40ポンド(約18kg)の重さのものを片手で持ち上げられることができ、iPhoneの画面にタップできるほど器用でもある。

GMは現在、スウェーデンの医療機器メーカーBioservo社と提携して、Robonautの手の部分をRobogloveに応用しようとしている。圧力センサーが神経を、アクチュエーターが筋肉を模倣して、手の動きを感知して増強する。卵を扱えるほど繊細でありつつ、ハンマーをしっかり握れるほど強力だ。

実際の製品化や、工場で具体的にどう使われるかについてはまだ不明である。しかし、組み立てラインでの作業をより簡単にすることは間違いないだろう。

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