NASAが2030年代に計画している、火星への有人探査計画。人類が月をはるかに超えた距離の天体にまで足を伸ばす素晴らしい計画ですが、朝日新聞の報道によればNASAの長官が「日本の参加を期待している」と発言したことがわかりました!
 
今回の発言は、朝日新聞によるNASAのチャールズ・ボールデン長官へのインタビューで判明しました。同長官は日本に対して火星で利用する離着陸機や居住施設に関する開発を期待していると発言しており、近日中に日本の関連閣僚や省庁幹部と面会する予定があるそうです。
 
現在NASAは火星を目指すための次世代ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」や宇宙船「オリオン」を開発しており、2018年にはSLSによる初の無人機の打ち上げを行う予定です。またオリオンは火星へと向かう前に、月の周回軌道などへも打ち上げられます。
 
日本はこれまでISSに宇宙飛行士を派遣するだけでなく、2000年代からISSに接続された実験棟「きぼう」を開発/運用するなど大いに宇宙開発に貢献してきました。また2024年までの運用延長が決まったISSの運用についても、すでにアメリカと合意しています。現時点で日本がNASAの有人火星探査計画に参加するのかは不明ですが、もし参加すれば日本の技術(あるいは人員)が火星探査に早い時期から参加できる大きなチャンスと言えるでしょう。
 
現在火星への有人探査を計画しているのはNASAだけでなく、イーロン・マスク氏が率いる「スペースX」も2020年代後半の有人火星探査を計画しています。NASAが先になるのかスペースXが先になるのかはわかりませんが、火星が私達の手の届く天体になるまで、あともう少しなんですね!
 
Image Credit: NASA
■火星への旅「日本も一員に」 NASA長官、近く訪日へ
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