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 360°動画がジワジワ浸透してきていますね。そこで今回は、街の魅力を伝えるためにデンマークの観光局が制作したユニークな動画施策をご覧ください。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

●キャンペーン概要

 時期:2016年
 国名:デンマーク
 企業/ブランド:Visit Faroe Islands
 業種:観光

■Googleが来なくても、羊がいるから大丈夫

 デンマークの自治領域であるフェロー諸島。大小18の島から構成されるこの地域は、雄大な自然、そして美しい町並みが魅力の旅行地です。

 世界中からの旅人を魅了するこのフェロー諸島、実はGoogleストリートビューにまだ掲載されていない場所なんだそう。海の中や南極点、キリマンジャロ山頂など、驚きの場所を網羅しているものの、いまだ対応が追い付いていない地域もまだまだ多くあるといいます。

 そこで立ち上がったのが、この島の観光局「Visit Faroe Islands」。なかなか来てくれないGoogleにしびれを切らした同団体は、なんと独自のストリートビューを作成するプロジェクト『Sheep View 360°』を始動することにしました。

 Googleでは車の上部に取り付けた専用の機材で撮影をしますが、Visit Faroe Islandsが目を付けたのは、島に約9万頭もいるとされる“羊”。数匹の羊の背中に360度カメラを取り付けて絶景を記録し、注目を集めることでGoogleストリートビューを誘致しようという狙いです。

 

 映像を見ていただければ分かるのですが、青く澄んだ空や荒涼とした大地など、景色の素晴らしさもさることながら、カメラの下の方に写る羊がゆさゆさと歩いている様子が何だか可愛らしく、癒され度満点の仕上がりに。

 YouTubeに公開された動画には「ストリートビューよりもこっちの方が断然いいよ!素晴らしい!」「この島を訪れて見たくなった」など、多くのコメントが寄せられ高い評価を得ています。

 以下の動画では、このプロジェクトを立ち上げるに至った経緯をフェロー諸島の美しい景色とともに紹介していますので、ぜひ、合わせてご覧ください。

 

●先週の紹介キャンペーン

 実はあなたの情報はダダ漏れ? SNSによる情報漏えいに警鐘を鳴らす啓発実験『Data to Go』

 記事転載元:AdGang

山田 健介(株式会社PR TIMES)[著]