2日、韓国メディアによると、1597年に朝鮮水軍が日本水軍を破った「鳴梁海戦」を描いた映画「鳴梁」で有名になった李舜臣のセリフに誤りがあるとの指摘が出た。この報道に、韓国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は「鳴梁」を上映する韓国の映画館。

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2016年8月2日、韓国・ノーカットニュースによると、1597年に朝鮮水軍が日本水軍を破った「鳴梁海戦」を描いた映画「鳴梁」で有名になった李舜臣将軍のセリフに誤りがあるとの指摘が出た。

映画で李将軍は、慶長の役当時に「漆川梁海戦」で朝鮮水軍が大敗した際、水軍を捨てて陸地で戦えという先祖の勧告に対し、「臣(私)にはまだ12隻の船が残っている」と述べる。その12隻の船で「鳴梁海戦」に挑み、日本水軍133隻を撃破するというのが映画の内容だが、実際に李将軍が率いた船は12隻ではなく13隻だったという。

文化財の返還活動を行う韓国の市民団体によると、「李将軍は鳴梁海戦で、13隻の朝鮮水軍を指揮し、133隻の日本水軍に勝利した」というのが歴史的な事実。牙山市顕忠祠の李舜臣記念館にも、13隻の船で戦ったと記されている。しかし、韓国文化庁はホームページや鳴梁海戦を記念するための石碑の説明板に「12隻の船で133隻の日本水軍を撃破した」と記載しているという。

これに対し、同市民団体は「日本植民地以降の波乱を経験した鳴梁海戦碑は、李将軍の勝戦を記念する石碑であり、日本の文化財破壊行為を証明する重要な歴史的資料だ。その大事な文化財の説明に、関係者の怠惰によって誤った事実が記載されているのを見逃すことはできない」と主張し、文化庁に説明文の誤りを認め、修正するよう求めた。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「12隻だろうが13隻だろうが、どっちでもよくない?」
「数は重要じゃない。僕らが学ぶべきことは李将軍の精神だから」

「12隻でも13隻でもすごい奇跡を起こしたことに変わりはない」
「鳴梁海戦の前に1隻追加したんだよ」

「李将軍のような人が1人でも現れてくれれば、この国はもっとドラマティックに流れていくだろうに…」
「1隻は壊れた船を修理して使ったのだろう」

「15隻あれば、今ごろ日本は韓国の領土だったかも」
「文化財庁が文化財について知らないなんてことが許されるの?文化財庁の存在意義は?」

「歴史は正確に記録するべき」
「とんでもない間違いだ。12隻なら負けていただろうが、13隻だから勝ったということでは?」(翻訳・編集/堂本)