タテ型でもヨコ型でもない第3の動画フォーマット――Facebookマーケティングに取り入れたい「正方形」動画とは?

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モバイルシフトを背景に、タテ型動画(広告)が普及してきたことはmovieTIMESでもたびたびお伝えしてきた通りです。

●参考記事

もはや動画はヨコ型だけじゃない!マーケター注目の「タテ型動画」最新動向まとめ

・注目トレンドの「タテ型動画」って実際どうなの?!そんな疑問に答える国内最新動向と取り組むべき3つの施策

・Snapchatの最新機能から動画広告事情までを徹底解剖!日本でも動画マーケティングの主要メディアになり得るか?

そんな中、新たに関心を集めているのが「正方形」動画です。

もともとはVineが正方形というフォーマットを採用していましたが、その後の普及を加速させたのがInstagramでしょう(現在は正方形以外の動画にも対応)。
その後、FacebookにもInstagramにも投稿・広告出稿できることから、Facebook自身が正方形の動画や写真の使用を推奨するようになりました。

モバイルフィードに強い「正方形」動画

正方形というフォーマットは、Facebookのフィード上での画面占有率が高いため、従来のヨコ型動画よりも訴求力が高くなると言えます。

ソーシャルメディアマーケティング関連サービスを手がける米Laundry Service社は、Facebookでの正方形動画の有効性を示すデータを公開しています。それによると、16:9の横型フォーマットに比べ、正方形の動画の視聴率は平均28%高く、最初の10秒の視聴維持率も54%高くなるそうです。さらに完全視聴についても、正方形の方が視聴完了する傾向が67%も高いということです。

また、バイラルメディアのBuzzFeedにおいては、Facebook上でもっともシェアされた動画の75%は正方形というデータもあります。

先日「厳選動画」でご紹介したWendy’sのサマーキャンペーン動画も、Facebook上では正方形のフォーマットで展開されました。こちらはInstagramで配信していないにも関わらずFacebook用として正方形を採用しており、企業によるマーケティングキャンペーンにおいても正方形動画へのシフトが起こっていると捉えることができます。

以上のように、かつてはヨコ型のみだったオンライン動画も、メディアの種類が増えたことでフォーマットが多様化してきました。
ヨコ型という映像スタイルの基本がすぐに変わるとは考え難いですが、動画マーケティングを展開する企業は、その効果を高めるために、動画配信面に応じた最適なフォーマットへの対応が求められていることは事実と言えそうです。