2日、新聞晨報は、「フランスのレストランオーナーが見た中国人観光客」と題する記事を掲載した。写真はパリ。

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2016年8月2日、新聞晨報は、「フランスのレストランオーナーが見た中国人観光客」と題する記事を掲載した。

「パリを訪れる中国人観光客が増えるにつれ、街の光景が変わった」。こう指摘するのはパリ中心部で25年間、レストランを経営してきた女性オーナーだ。街中には中華レストランや免税店が増え、小さな旗を掲げたガイドの後を歩く中国人観光客の姿を頻繁に目にするようになった。時には周囲から聞こえてくるのが中国語一色になることも。「パリではなく、北京にいるような錯覚に陥ってしまう」とこの女性は語る。

そして、「初めての体験だった」と明かしたのが、ある中国人女性の店内での痰吐きだ。床に痰を吐く姿を見てすぐにティッシュペーパーを手渡し、フランス語で「使ってください」と声を掛けた。衝撃的な光景だったが「マナー違反をした本人だけを責めることはできない。国が違えば文化だって違う」と考えている。女性オーナーはその後、店内に中国語で「貴重品に注意」と書いた案内を掲げ、「席に座った場合はご注文を」と案内するようになった。中国人客の消費力を目の当りにし、息子に中国語を習わせることも決めた。

そんな女性オーナーが「残念」と思っていることは、フランスの習慣に対する中国人観光客の態度だ。「文化の衝突が問題なのではなく、大切なのはお互いが相手を理解しようという気持ちを持っているかどうか。多くの中国人観光客はフランスの文化や習慣を知らないままここを訪れる。私たちの生活や礼儀を理解してもらえないことがとても残念」とコメントしている。(翻訳・編集/野谷)