2日、韓国南部・光州市で炎天下の幼稚園バスに4歳児が8時間もの間放置され意識不明になっている事件で、警察が幼稚園関係者2人の逮捕状を請求した。資料写真。

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2016年8月2日、韓国南部・光州市で炎天下の幼稚園バスに4歳児が長時間放置され意識不明になっている事件で、警察が幼稚園関係者2人の逮捕状を請求した。韓国・東亜日報が伝えた。

光州地方警察庁は2日、幼稚園の通園バス内に4歳男児を8時間近く放置し重体に陥らせた容疑で、引率の幼稚園教諭チョン(28)とバス運転士イム(51)の2人に対し逮捕状を請求したことを明らかにした。また、園児の出席確認を怠った容疑でパク園長(52)と主任教諭イ(34)を在宅で立件した。

チョン教諭らは7月29日午前9時10分から午後4時42分まで、光州市内の幼稚園の25人乗りの通園バスに乗っていたチェ君を車内に放置した疑いが持たれている。チョン教諭は園児らが降車後に「バスの中をざっと見たが人けがなかった」と主張、イム運転士は「チョン教諭が車内を確認したと思っていた。洗車をした際も、窓の遮光幕の色が濃くチェ君を見つけられなかった」と話している。また、パク園長は「夏休みで通園しない子どもが多く、出欠確認をきちんと行わなかった」と釈明した。

警察はチェ君が炎天下のバスに閉じ込められたことで意識不明に陥ったことを立証するため、当時の車内の温度を推測する実験を行っている。

事件を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せた。

「1回でも車内を見回したらこんなことは起きなかっただろうに、残念だ」
「どこの幼稚園なのか国民には当然知る権利がある。明らかにすべきだ」
「危険な状況ではクラクションを鳴らせばいいと、子どもたちに教えてあげてほしい」

「観光バスだって、客が降りたら運転士が後ろから前まで見て回るものだよ」
「同じ幼稚園を経営する身として情けない。園長を拘束し、幼稚園は閉鎖すべきだ」
「早く意識を取り戻してほしい。全国民が待っているよ」

「運転士も教諭も、みんなが適当に仕事をしてたせいだね」
「自分がどれだけ重大なことをしてしまったのか分からない人間は幼稚園を去るべきだ」
「いくら何でも、小型の幼稚園バスの中を確認できないわけがない。誰かがわざとやったとしか思えない」(翻訳・編集/吉金)