その測り方あってる?「基礎体温」の正しい測り方と活用法

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基礎体温を測る目的は人ぞれぞれだと思います。

妊娠したいなと思っている人、逆に避妊したいなと思っている人、産婦人科の先生に勧められたから、など様々です。

目的はひとつでも、じつは基礎体温から分かることはたくさんあります。せっかく測るのであればそのデータを把握して生活に反映したいですよね。

今回は基礎体温記録から分かること、またそのデータをどのように活かすのか、さらに正しい測り方や記録のつけ方などについてご紹介します。

■こんなにある!基礎体温から分かること

・自分の体調を予測できる

一般的には生理周期は25〜38日と言われていますが、女性の体調はホルモンなどの影響により大きく変化します。

具体的には、“生理期〜生理後〜排卵期〜黄体期〜生理前”の5つに分けることができ、基礎体温をきちんとつけると、自分が今どの時期で今後どのように体調が変化していくのか予測することができます。

例えば、生理後は女性の体調が最も良い時期で、代謝がいいのでお肌の調子もよく、ダイエットの効果も出やすいと言われています。情緒も安定しやすい時期ですので、大事なイベントの日程を選べるなら生理後にするとよいでしょう。

・妊娠しやすい(しにくい)時期が分かる

排卵期は妊娠しやすい時期です。生理前は、様々な症状から気づく女性も多いですが排卵期は自分で察知することは難しいため、記録から判断すると良いでしょう。妊娠した場合も基礎体温表がひとつの判断材料になります。

・病気の早期発見の可能性も

基礎体温を記録することで子宮内膜症、無排卵月経などの病気の発見につながることもあります。これらの病気は放置しておくと不妊にもつながりますので早期発見が大切です。また、更年期の変化にも気づくこともできます。

・妊娠中の場合は流産していないかの確認にもつながる

妊娠初期に基礎体温が急に低下すると流産している可能性が考えられます。

このように基礎体温の記録から分かることはたくさんあるのです。次に、正しい基礎体温の測り方について見ていきましょう。

■正しい基礎体温の測り方

基礎体温は0.3から0.5度のわずかな範囲で変動するため、きちんと測らないと誤差で値が大きく変わってしまうのです。そのため正しい基礎体温の測り方を覚えておきましょう。

基礎体温計測定のポイントは3つ。

1.測るのは朝目覚めた時です。活動してしまうと正確な値ではなくなってしまいます。より正しく記録するためにもなるべく毎日同じ時刻に測定しましょう。

2.体温計は舌の裏側にあてます。いつも同じところにあてるようにしてください。

3.寝たまま検温します。途中で起き上がったり、動いたりしないようにしましょう。

以上を守れば正しい基礎体温を測定することができるでしょう。

■基礎体温を記録するときのポイント

基礎体温の記録方法にも色々あります。手書き、体温計自体に保存、また体温計からデータがアプリに送られ管理してくれるものもあります。

・手書きの場合

値がでたらすぐに記録用紙に記入しましょう。点と点をつないで1周期のグラフを作成してみましょう。

・電子データとして保存する場合

体温計本体にデータを保存でき、グラフも表示してくれる便利なアイテムが販売されています。また、アプリと連動している基礎体温計はデータがスマートホンに送信され、画面上でグラフを見ることができます。分析機能も付いており、次回の生理開始日や排卵日を自動で計算してくれます。

いずれにしてもきちんと分析するのであれば最低3カ月(3周期)分の記録が必要です。

■基礎体温表の読み方

先に述べたようにアプリがデータ解析を行ってくれるものもありますが、自分で基礎体温表を読めるようになりましょう。

一般的には1周期の基礎体温表は、高温期と低温期とよばれる2相に分かれます。低温期から高温期に変化する時期が排卵期です。

排卵期から2週間後あたりで生理が始まります。生理が規則的にきていても高温期と低温期に分かれない場合は排卵していない可能性があります。

その際は、何かの病気が疑われますので記録表を持参して早めに産婦人科で診てもらいましょう。また、個人差はありますが高温期が20日以上続くと妊娠している可能性があります。

完成したグラフが必ずしも型通りになるわけではありませんので、あまり神経質にならずに、とにかくまずは3カ月記録をつけてみましょう。習慣づけておくと自分の体調管理もしやすくなります。

以上、基礎体温の正しい測り方と読み方についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

基礎体温表は自分のリズムを知ることのできる、いわば女性だけの特権です。記録しておくことで自分の体調予測に加えて、妊娠に気づいたり、病気の早期発見にもつながるなんて便利だと思いませんか。ぜひ皆さんも基礎体温表を作成してみてくださいね。