【東京ホテル案内】ふくろうがお出迎え!オフィスビルを改装したホステル

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地方から東京へ遊びに行くとなると、短い滞在期間の中、やりたいことや行きたいところがたくさん! 滞在中は東京を楽しみつくしたい人にとって、宿は「寝るだけでいい」ところだったりします。でも、どうせならただ安いだけでなく、東京でしか体験できないような面白い施設に泊まってみたいですよね。

7月22日に東京・八丁堀にオープンした「WISE OWL HOSTELS TOKYO」は、JRと東京メトロの八丁堀駅の入口を臨む交差点の築50年のオフィスビルをリノベーションしたホステル。「ふくろうの如く賢く夜行性で、夜まで遊び尽くす」がコンセプトの、新しい形のホステルです!

ひとりからファミリーまで! 宿泊プランも豊富です

一階レセプションに入ると、まずはユーラシアワシミミズクの「八」女将(1歳)がお出迎え。

wise owl hostels tokyo

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女将のフルネームは「安田 八」。スタイリッシュな名刺も持っています。

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八は一階レセプション横の定位置での日中から夜7時頃までの勤務が基本。食事やお休みのときには別室や共有スペースなど、ホステル内にいます。

ふたりで泊まれる2段ベッド付き個室

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宿泊エリアは建物の2階から5階で、各部屋への入室はカードキーで行います。

私が宿泊したのは、5階の2段ベッドがある個室。1泊7600円からの価格設定ですが、ふたりで泊まれば1人3800円。もともと角地に立つオフィスビルで窓が広く、圧迫感を感じないのでホステル初心者にも滞在しやすいと思います。

 

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wise owl hostels tokyo 備品のスリッパは二段ベッドの階段のフタを開けると発見

wise owl hotels tokyo 各ベッドごとにコンセントが3つ、USBが2つ使える

 

 

いずれの部屋も、ベッドは睡眠科学を商品開発に取り入れた高級ベッドブランドのシモンズ製なので、その心地よさは折り紙付き。

2段ベッドで眠るのは数年ぶりでしたが、個室の2段ベッドにはスライド式の布のカーテンがあり、同室の友人同士でもお互いのプライバシーに配慮できるようになっています。

このほかダブルベッド型の個室(1泊8000円から)、4名ドミトリーファミリータイプ(1万5000円から)があり、宿泊価格は時節によって変更されます。

wise owl hotels tokyo ダブルベッド型の個室

 

3000円代で泊まれるドミトリータイプ

 

本当にさくっと泊まりたいひとり旅向けの、ドミトリータイプの部屋がこちら。男女混合のドミトリーが3600円から、女性限定のドミトリーが3800円から。もちろん、各個室で連れ立っての宿泊も可能です。ただし、1ベッド1名なのであしからず。

また、カプセルホテルのように防音が施されているわけではありません。周囲の人の気配で眠れないという人は、ドミトリーより個室がオススメですね。

シャワールームは男女共同(各個室は男性限定、女性限定あり)、浴室の前には鍵付きの個別の脱衣場があります。洗面台にはドライヤーが置いてありました。

 

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シャワーブースにはシャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーが、洗面台にはハンドウォッシュと洗顔の両方に使える洗顔料のポンプボトルが設置されています。

フロア内の共有スペースには、トランクなどを置くラゲッジスペースが。ただし鍵は用意されていないので、ワイヤータイプのキーなどを持参したほうがいいでしょう。

 

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寝間着には浴衣のレンタルサービス(200円)を利用。これは海外からの旅行客に喜ばれそう。また、歯ブラシや髭剃り、スキンケア用品も有料で販売しています。

 

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月60万円! 4人泊まれるキッチン付の部屋もありました

 

建物の最上階となる6階には、83.81平米の家具付きサービスアパートメントが。室内はリビングを兼ねた部屋にキングサイズベッドと、セミダブルベッドがふたつあり、1室で最大4人まで利用可能。海外からのファミリー客を想定したサービスです。

キッチン、バーカウンター、ガラス張りのバスルームのほか洗濯乾燥機もあり、室料は月額60万円からで設定されています。ホステルの方によると、ホテルのスイートルームに泊まるよりも安い、程度だとか。

続いて、宿泊者以外のも楽しめる店舗をご紹介します。

地酒、おでん、肴、クラブにバーも。東京の夜をどう楽しむかはあなた次第!

まずは1階の2店舗から。1件めは海外からの客を意識した、出汁をテーマに日本各地の日本酒が楽しめる「地酒・おでん・肴 フクロウ」。

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座席はおでんの鍋を取り囲む形のカウンターのほか、各地から集められた珍しい日本酒が並ぶ前のバーカウンターがあります。

 

同じく1階のエントランス横には、三軒茶屋の「OBSCURA COFFEE STAND」のコーヒー豆を使ったスペシャリティコーヒースタンド「WISE OWL CAFE」を展開。サービスアパートメントを除く宿泊エリア内では飲食はできないので、1階のロビーでゆっくりし、同じ宿泊者との交流のきっかけにしてはどうでしょう。

さらに地下には、終電後に遠くに出かけなくても遊べる、八丁堀には珍しいクラブスタイルの店舗、SOUND & BAR 「HOWL」。

 

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1階のエントランスから地下に入り、分厚い防音ドアを開けると、上質な音の世界が広がります。

 

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店舗名に「SOUND」と入れたのは伊達ではありません。

心地よいサウンドを求め、建築音響の霜田英麿氏、真空管アンプの小松音響研究所、飛騨の木工会社Oak Villageの協力のもと、Yosi Horikawa氏によって作られたスピーカーが置かれた、総面積89.89平米の音楽を楽しむための空間です。

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残響感ひとつとっても、カーテンを開けるだけでコンマ2秒変わるなど、微妙にコントロールできるこだわりぶり。

広域拡散体を設置し、音域を広げ音質を高め、天井は低音域を吸収するような仕組みの音響トラップを作り、クラブ音楽からクラシックやジャズ、ライブ演奏での利用など、さまざまな音楽に対応できる設計となっています。

真空管アンプのシステムは、6階のサービスアパートメントにも設置。

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もちろん、バーとしての利用もできます。眠る前の1杯を楽しむのもありですね。

 

さて、この日は夜間も勤務していた女将の八ちゃん。夜行性ため、やはり夕方のチェックイン時より動きは大きめ。私も飼ってみたいと思ったことがあるのですが、エサが冷凍のネズミやヒヨコと聞き、断念しました……。

 

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八丁堀は観光スポットとは言えないエリアですが、利用者としてカップルやファミリー層が想定されていることの大きな理由は、八丁堀駅から東京ディズニーランドにダイレクトにアクセスができること。

東京ディズニーランドの閉園まで遊んでも、宿泊場所まで電車の乗り換えなしで戻ってこられて、すぐにベッドにたどり着けます。

企画・運営を行うシェアカンパニーによると、今後は渋谷や京都などへの進出も検討しているそうです。

 

【WISE OWL HOSTELS TOKYO】

http://www.wiseowlhostels.com
東京都中央区八丁堀3-22-9
東京メトロ日比谷線・JR京葉線「八丁堀駅」B1またはA1出口徒歩30秒
建物構成: 1F〜5F ホステル、B1 SOUND & BAR 「HOWL」、1F コーヒースタンド「WISE OWL CAFE」、 「地酒・おでん・肴 フクロウ」、 6F サービスアパートメント(家具付)
※記事中の宿泊料金は税・サービス料込です。

 

(取材・文/北本祐子)