フジロックをためらっている女子のみんなへ / 10数年、通い続ける田端あんじの徹底ガイド

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今年もまた、フジロックに参戦してきます! 記者(私が)編集部スタッフ全員にそう告げた瞬間、彼らから矢継ぎ早に質問が飛んできました。

「初心者は何を持っていくべき?」「どんな服装がいいの?」「お金はどれくらい必要? ってか、現金しか使えないのかな?」

みんな、落ち着いて! 興奮するスタッフたちをなだめながらも、記者(私)はここでハタと気がついたのです。

高校生の頃から野外フェスに参加している私は、フェスという特殊な環境に慣れ切ってしまっている、ということ。それゆえに、フェス初心者が抱える不安要素がなんなのかということをいまいち理解できていなかった、ということに。

ってなわけで本日は「来年こそフジロックへ!」と考えているフジ初心者女子へ贈る手引きをご紹介! 

事前に読んでおくことで、少しでもフェス初心者である皆さんの不安を取り除くことができれば幸いです。

【その1:遅くとも春までには宿を押さえておくべし】

フジロックの宿は争奪戦です。会場近辺の宿の数は少なくはありませんが、数には当然限りがあるので、早く入場できるゲートに近い場所を確保したいなら、春までには押さえておきたいところ。

ちなみに1人で泊まれる個室の宿は、記者が知っている限りではゼロ。仮に1人参戦するのであれば、SNSを通じてシェアメイトを探すか、あるいは1人から宿泊できる30人規模の大部屋などに予約を入れるといいでしょう。

【その2:初心者はテントより宿】

あなたがアウトドアに慣れているのであれば、キャンプサイトにテント泊するのもいいでしょう。そのほうがホテルや宿に泊まるよりもずっと、安く済みますしね。しかし、もしそうでないのであれば初心者なら絶対に、宿に泊まるのがベスト! 

フジロックが開催される場所は、新潟県の苗場スキー場。3日間ずーっと山道を歩くことを想定しておかなければなりません。脅しでも何でもなく、マジでそういった状況です。山奥なんです。

疲れた体を休めるなら、宿の布団やベッドが1番。出歩かなくても宿にはお風呂があるし、冷えた飲み物もすぐに買えますよ。

【その3:会場内では現金と電子マネーの使用OK。チャージはできないので要注意】

今年から、会場内のすべてのお店で電子マネーが使えるようになりました。ただしチャージはできないようなので、会場へ来る前にしっかりチャージしておいて。

また会場近辺にはATMもありません。最寄駅となる越後湯沢駅などでお金を下ろしてから、会場へ向かってください。

記者は毎年、食事&飲み物代として3万円、予備として2万円、合計5万円の現金をお財布に入れておくようにしています。(3日間参加する場合。またチケット代と交通費は別)

【その4:最低限持っておいたほうがよいアイテムリストはこれ!】

今から挙げる14のアイテムさえあれば、フジロックの3日間を乗り切れます。覚えておくべし!

1.カッパなどの雨具 *アウトドア用品店などが取り扱う “ガチ” なもの。雨が漏れるなどのトラブルがあったら死活問題、ここは絶対にケチらないで。

2.パーカーやウィンドブレーカー、タイツなどの防寒具 *昼は暑く、夜は秋を感じるほどに冷えます。なにせ山なので。

3.日焼け止め *女子は必需品!

4.虫よけスプレー *これも必需品!

5.帽子 *日差しが強烈です。必要ならばサングラスもあると◎。

6.折りたたみのイス *山道をずっと歩くため、イスがないと足が死にます。

7.長靴 *雨が降ると、ステージによっては地面が田んぼと化します。会場外で使うための折りたたみ傘も用意しておくのがベスト。

8.携帯電話の充電器 *ないと、死ぬ思いをします。

9.タオル *お風呂用と小さめのハンドタオル、最低2枚は持っていこう。

10.お風呂セット *宿に用意されている場合もあるけれど、念のためシャンプー&リンス&ボディソープを持参するのが◎。

11.お泊りコスメセット *これも女子の必需品! 日焼けするので保湿パックを持っていくといいよ。

12.会場内移動の際のカバン *今年記者は、汚れてもいいよう雑誌の付録のポシェットを持参しました。もちろん防水素材が鉄則よ!

13.常備薬&サプリメント&ばんそうこうなどの救急用具 *あると安心。

14.足の疲れをとるグッズ *初心者は確実に、足が死ぬ。

また、もしも忘れたとしても、越後湯沢駅で購入できる場合も多いので焦ることはありません。けれども、雨具に関しては事前に用意しておくのがベスト。上に挙げたもののほか、現金および電子マネーを入れたお財布と携帯電話も忘れないでね!

【その4:基本的な服装について】

会場内にあふれるのは、「Tシャツ&ボトムス」「ワンピース」といった格好の女の子たち。記者は毎年フェス感たっぷり、ちょっぴり露出度多めな服装をチョイスしているのですが、近年そういった女の子たちも増えてきました。

要は、寒さと暑さ(日差しよけのためストールを持っておくと便利)、雨にさえ備えておけば、どんな格好でも問題なし! ただし足元だけは、山仕様にしておくこと。ビーチサンダルやヒールのある靴は避けて、山歩きにも耐えられるものを用意しておいて。

【その5:近隣に温泉施設が多数あるので、疲れを取りたいときには利用するべし】

記者のおススメは、会場にほど近い「雪ささの湯」。期間中は24時間営業しているので便利だし、なんてったって清潔で綺麗! お湯自体も、なかなかのものですよ。

ただし時間帯によっては激混み状態に。素っ裸でシャワーの列に並ぶ羽目になるので、朝の開場前や夜の24時あたりは避けるほうが無難かも。

【その6:「徒歩30分以内」は、まだ近いほう】

会場に最も近い苗場プリンスホテルからも、入場ゲートまで徒歩10分程度はかかります。何日かいれば慣れてきますが、初心者にとって最も辛いのが、この会場までの距離なのではないかと。

会場内も、端から端まで行くのに優に1時間はかかるので、覚悟しておいて。過去に運動不足だという友人(女性)を連れていった際には、最終日には彼女のヒザが曲がらなくなり、能の動きのようにすり足で平行移動していたことをよく覚えています。ぶっちゃけ、それくらい苛酷よ!

【その7:アクトを全部観ようとするな! そして水分補給はしっかりと!】

大自然のなか、無理は絶対に禁物です。「次はあれ、その次はこれ」といった具合に予定を詰めすぎると疲れてしまうので、余裕のあるスケジュールを組んでおくのがベスト。

ちなみに、記者は毎年「絶対に観たいアクト」を1日2組から3組ほど決めておくのみ。あとは気の向くまま、疲れたら、日陰でのんびりお昼寝だってしちゃいます。

また今年は、熱中症にかかり救急車で運ばれた人もいたようです。お酒だけを飲むのではなく、水分補給もしっかりと行ってね!

【その8:車で行くのも楽しいけれど、新幹線も悪くない】

時間に正確な新幹線。都内在住であれば1時間半もあればドアtoドアで、会場最寄駅の越後湯沢駅に着くことができます。お値段も片道7000円未満とそう高くないですし、駅から会場までは料金500円のシャトルバスも随時運行しています。

車は車で楽しいけれど、時間を節約したいあなたには、新幹線がおススメよ。

【知っておけば安心♪】

思いつくまま、初心者が注意しておくべきポイントを挙げてみましたが、さていかがでしたでしょうか? 来年フジロックに行くならば、その前にぜひ、この手引きをご一読くださいませ!

参照元:フジロックフェスティバル ’16
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

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