ステージで熱唱するアーメイ

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(台北 2日 中央社)婚姻の平等を求めるチャリティーライブ「愛最大」が1日、台北市内で開かれた。アーメイ(張恵妹)やジョリン・ツァイ(蔡依林)ら人気アーティスト10組以上がパフォーマンスを披露し、同性婚の実現に向けてエールを送った。

この日ステージを披露したのは、アーメイ、ジョリン、ヒビ(Hebe、田馥甄)、レイニー・ヤン(楊丞琳)、ショウ・ルオ(羅志祥)、ジャム・シャオ(蕭敬騰)、ソーダグリーン(蘇打緑)など。サプライズゲストとしてメイデイ(五月天)のアシン(阿信)、レネ・リウ(劉若英)なども登場し、豪華スターが顔を揃えた。

オープニングでは、自身が同性愛者であることを公表している有名司会者のツァイ・カンヨン(蔡康永)が案内人として登場。結婚についてプレッシャーを感じている異性愛者が少なくないことに触れた上で、同性愛者が結婚を求めるのは真実の愛があるからだとし、「こんなに恐ろしいことでも私たちはしたい」と語ると会場から大きな歓声が上がった。続けて「同性婚を認めないのは権利の剥奪。私たちは剥奪に屈すべきではない。だからこそここにいる」と権利獲得に対する強い思いを示した。

ジョリンとヒビの2大歌姫は初の共演を果たし、女性同性愛者の気持ちを歌ったとされる名曲「明瞭」をデュエット。会場を感動の渦に包んだ。ヒビは異性愛と同性愛は一重と二重、右利きと左利きのようなものだと語り、全ての人が平等に扱われるようになればと願った。

アーメイは性的少数者(LGBT)の応援歌「彩虹」を熱唱。アーメイの掛け声に合わせて、観客によってLGBT支持運動の象徴とされるレインボーフラッグが掲げられると、会場は虹色に染まった。アーメイはみんなで一緒に頑張っていきましょうと支援を続けていくことを誓った。

アーティストらは全て無償で出演。チケット収入約1200万台湾元(約3900万円)とチャリティーグッズの販売収入から製作費約1000万台湾元(約3250万円)を差し引いた収益200万元(約650万円)余りは、市民団体「台湾伴侶権益推動聯盟」に寄付され、婚姻平等方案成立推進のための基金とされる。

(王靖怡、呉ワンテイ/編集:名切千絵)