材料は植物性食品オンリーなのに “肉の味と香りがする”  ハンバーガーが登場! 秘訣は ‟ヘム” という物質

写真拡大

健康や自然環境を考えて菜食主義者になったという人は、肉が焼けるイイ匂いを嗅いだら、「肉が食べたい〜!」なんて衝動に駆られてしまうことがあるかもしれない。

そんな人や、ダイエットのために肉を控えたいという人に朗報だ。なんと、材料は植物性食品オンリーなのに、肉の味や香りがするハンバーガーが登場したというのである!! まさに、ハイブリッド感満載の新種の食品について紹介したいと思う。

・肉の香りと味がするベジバーガーが登場!!


材料に植物性食品しか使用していないのに、肉の香りと味がする新種バーガーを生み出したのは、米カリフォルニア州シリコン・バレーを拠点とする「Impossible Foods:インポッシブル・フーズ」だ。

同社を創設したパトリック・ブラウン氏は、家畜の排泄物が発する、アンモニアガスによる環境汚染問題を解決するために、ほとんど肉と変わらない植物性食品の開発に取り掛かったという。

・新種バーガーの秘訣は ‟ヘム” という物質

ベジバーガーと言えば、パテに大豆を使用するのが一般的だが、当然ながら肉の香りや味はしない。しかし、インポッシブル・フーズが開発したパテは、見た目だけでなく、香りも味も赤身の肉そのものなのだとか。

その秘訣は、血液のヘモグロビンを赤くし、鉄のような味がする「ヘム」と呼ばれる錯体(さくたい)だ。この物質を加えることで、植物性食品のみで作られたパテが、赤身肉を使ったようなハンバーガーに変身するという訳だ。

・赤身肉のジューシーな感じまでソックリ!

インポッシブル・フーズのパテは小麦とヤシ油、天然香料などの材料にヘムが加えられているとのことで、赤身肉を焼いた時に出る、肉汁のジューシーな感じまで備わっているのである。確かに写真だけ見ると、言われなければ、肉を使用していないハンバーガーには見えない。

そんな、ハイブリッド感満載のハンバーガーは、ニューヨークのレストラン「モモフク・ニシ」にて、初めて提供されることになるそうだ。

実際に、どんな味がするのか興味深々である。もし、肉を食べているのと全く変わらないのであれば、インポッシブル・フーズの ‟肉” に切り替える人が増えることで、ブラウン氏が目標とする環境汚染問題の解決に一歩近づけるかもしれない。

参照元:Facebook @Impossible Foods、POPULAR SCIENCE(英語)
執筆:Nekolas

この記事の動画・画像を見る