いよいよ8月に突入しました。ビーチにフェスにビアカーデン。仲よしの友だちと撮った抜群にかわいい写真は、楽しい夏の記憶とともにシェアしたいですよね! と言いたいところですが、気持ちがはっちゃけがちの夏のSNS投稿はタガが外れがち。「社会人として、どこまでOKかがわからない」(不動産会社勤務/岡本美奈子さん・29歳)という人も多いのでは。

今月はSNSのビジネスマナーを鈴木真理子先生に教えていただきます。

飲み会の「ウェーイ!」な写真やビキニ投稿は「仲間内限定で」

Facebookやインスタグラム、Mixi、ご自身のブログなどなど、堅実女子の方々の中にも、プライベートをネットに公開している方が少なくないと思います。これだけSNSが浸透すると、、どこかにお出かけしたり、楽しいイベントに参加したりしたときに、SNSに投稿しないほうが逆に不自然に感じてしまうことも。せっかくステキな写真が撮れたのなら、それを見てくれる人は多ければ多いほうがいいですよね。

参加した人たちや、プライベートな仲間とだけ閲覧できる環境なら、飲み会の「ウェーイ!」な写真も、ビーチやプールでビキニ姿で楽しむ様子を投稿するのもよいでしょう。見た人も、その楽し気な雰囲気を共有できますからね。でも、それは仲間内限定にしておきましょう。

職場の人の目に触れる場所には「堅実女子アピール」できる投稿のみを

職場の人の目に触れる可能性がある場所には、くれぐれも「本当にこの写真を投稿して問題が発生しないか」「自分の会社人生にダメージを与えないか」を熟考してから投稿するようにしてください。

あなたの若さや優秀な仕事ぶりに嫉妬するあまり、楽しそうにハジけている様子を見せられて苦々しく感じるお局先輩や同期社員、後輩がいるかもしれません。

そこから針の先のような穴を探し、魔女狩りのように会社で触れ回るかもしれません。

その写真を取引先の方々にシェアするかもしれません。

露出度が高かったり、色気を感じさせるような写真だったり、はたまた男性にしなだれかかっている写真だったり。写真そのものが悪いわけではありませんが、仕事上の方の目に触れる場所に公開してしまう、というその「隙」は、あなたの仕事スキルまで疑われかねません。

仕事関係の方々が見る可能性のある場所には、モデルさんやタレントさんのように、自分をプロデュースするつもりで、「仕事ができる」「堅実女子」「品がよい」など見せたい自分に合った写真だけ投稿しましょう。

ネットストーカーやセクハラ被害に遭う可能性も

ネットリテラシーの高いみなさんですから、ネット端末の向こう側には、あなたの幸せを「いいね!」と思えない人もいる、ということくらいは当然わかっていると思います。

さらに、その先をいって、その人たちがどんな行動にでる可能性があるか、というところまで考えてください。自覚がないかもしれませんが、若い女性であるあなた方は注目の的。美しいのです! 魅力的なのです。いつ、なんどき嬉しくない恋愛感情を持たれるやもしれません。不用意な投稿で、ストーカーやセクハラの被害者になってしまう可能性だってあります。

将来の姑があなたをネットサーチしている場合も

彼がいる人も、今はいない人も、将来の姑があなたの過去の動向をチェックする可能性もお忘れなく。実際に、女子会で撮影した写真や、週末のイベントの写真を毎日のように投稿していた独身OLの方で、婚約者の母親から、「あの娘は外食ばっかりしている」「毎週男友だちと遊んでいる」と非難され、結婚までの道のりが険しくなってしまったという話もあります。

お友達が勝手にあなたをタグ付けする場合もあるので、事前に「タグ付けするときは、ひと言教えてね」とお願いしておきましょう。

あなたが不用意に友だちをタグづけしたせいで、彼女の人生にミソがついたりでもしたら人間関係も壊れます。



■賢人のまとめ
夏のリア充投稿は友達範囲内にとどめるのが堅実女子の正しいマナー。会社関係の方や不特定多数に見られる可能性があるものに「おバカそう」「粗雑そう」「下品」と思われかねないものは、載せるべきではありません。

■プロフィール

女子マナーの賢人 鈴木真理子

三井海上(現・三井住友海上)退職後、“伝える”“話す”“書く”能力を磨き、ビジネスコミュニケーションのインストラクターとして独立。セミナー、企業研修などで3万人以上に指導を行う。著書は『ズルいほど幸せな女になる40のワザ』(宝島社)のほか、近著『もう必要以上に仕事しない!時短シンプル仕事術』(明日香出版社)、『絶対にミスをしない人の仕事のワザ』は7万部に迫るヒットとなる。 

(株)ヴィタミンMサイトhttp://www.vitaminm.jp/