1日、韓国で2億5000万ウォン(約2310万円)もの大金が入ったかばんを紛失したとして、70代のホームレスの男性が警察に届け出る騒動があった。写真は韓国の5万ウォン紙幣。

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2016年8月1日、韓国で2億5000万ウォン(約2310万円)もの大金が入ったかばんを紛失したとして、70代のホームレスの男性が警察に届け出る騒動があった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

露天商を営むソさん(75)がかばんをなくしたと警察に届け出たのは7月30日。全羅南道木浦市の福祉会館の入り口にかばんを置いたままトイレに行き、再び戻るとかばんがなくなっていたという。警察が現場の防犯カメラの映像などを調べた結果、かばんは翌31日の午前11時ごろ、木浦市内の別の建物の駐車場で見つかった。かばんの中身は紛失時のままで、計2億5000万ウォン分の5万ウォン札の束が詰まっていた。警察によると、家を持たず駅などで流浪の暮らしを続けていたソさんは、詐欺などを恐れ露天商で稼いだ金をほぼすべて持ち歩いており、紛失したほかにも小切手2億ウォン(約1850万円)を懐に入れていた。

この騒動をきっかけに、ソさんには現金を取り戻したことの他にもう一つ幸運が訪れた。認知症らしき症状もあり数十年の間連絡が途絶えていた家族が見つかったのだ。警察はソウルに暮らすソさんの息子(42)と相談の上、多額の現金を銀行口座に移すこととし、近くソさんを家族の元に返す計画としている。

報道を受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「その大金のために家族が現れたのでないことを祈る」
「ホームレスだってこんな大金を持っているのに、僕の懐ときたら…」
「今まで連絡をしてこなかった息子か。金の行方が気掛かりだ」
「振り込め詐欺より恐ろしい家族でなければいいが…」

「家族に金だけ吸い取られて捨てられるに違いない」
「金の力はすごい!」
「息子にとっては思いがけないもうけ物だな」
「紛失届をしただけなのに、警察が無駄に息子を探してきてお年寄りの暮らしを台無しにした」

「そもそも息子はなぜ今まで父親の失踪届を出してなかったんだろう」
「その息子は家族とは言えない。国で管理すべき」
「警察が出しゃばり過ぎじゃないかな。いっそ老人ホームで世話をしてもらった方が、この人にとってもはるかにいいだろう」(翻訳・編集/吉金)