おばさんっぽいSNS投稿が気になる

これまで若者たちのSNSの使いこなしぶりを紹介してきましたが、今やSNSは若者だけのものではなくアラサー以上の年代の方々も使うもの。携帯電話のない時代に青春時代を過ごしてきた方もガラケーを経てスマホを持ち、SNSを利用しているという例も少なくありません。

SNSを利用する目的はさまざまだとは思いますが、中には「使ってると若い気がする」という理由からやっている人もいるのではないでしょうか。確かに若者たちの中には「おばさんはSNSをやらない」というイメージが少なからずあります。ただ、だからこそSNS上に投稿されるおばさんっぽい投稿って目につくものなのです。

例えばこの投稿。この投稿にはおばさんポイントがぎゅっと詰められています。
お気づきでしょうか?

おばさんポイントその1、1つの投稿に同じ絵文字を使う

まずは最も目に入りやすい絵文字。若者たちは、話題に合わせて何種類かの絵文字を使い分けます。それに対しておばさんたちは1つの絵文字を使いまわし。「車」や「犬」を絵文字だけで表現してしまうのもおばさんっぽく感じてしまいます。

おばさんポイントその2、ケータイ黎明期からある顔文字を使う

おばさんの投稿に多いのが「(*^^*)」や「(^^;」といった、携帯電話が普及したてのころからある顔文字。大人になってから文明に出会った感が丸出しです。そもそもFacebookの投稿において、若者たちは顔文字や絵文字を極端に減らしていることにお気づきでしょうか?もし、若く見せようと思っているのであれば、句読点以外の記号は用いないシンプルな文章のほうがタイムラインに紛れることができます。

おばさんポイントその3、カタカナを異様に使う

「〜ダヨ」や「〜なカンジ」のように、日本語をカタカナで表すという書き方は最も年代差を感じます。おそらくですが、こういう書き方ってちょっと昔の歌の歌詞によくありましたよね。この「ちょっと昔」というところにおばさんっぽさを感じてしまいます。同様の理由で、特に男性に多いのですが、「〜だょ」というような小文字の多用も気になってしまいます。

と、まあ、ここまで年上の方々には喧嘩を売るようなことをつらつらと挙げてきましたが、それも最初に述べたように、「おばさんはSNSをやらない」というイメージが若者の中にあるからこそ、おばさんっぽい投稿を発見したときに「あ! 前時代の生き残りだー!」と道端でポケモンを見つけたような気持ちになる反面、「無理しなくてもいいのにな……」と思ってしまうのです。

私たちもいつかおばさんになる

今は若者の私たちも、いずれは「前時代の生き残り」と言われる日が来ます。大人になっていくにつれて、外に目を向ける時間が減り、SNSがどんどん身内だけのものとなり、自分がおばさんっぽくなっていくことに気付けなくなるというのは普通のことなのではないのかなと思います。むしろ、SNSに割く時間がないくらい現実世界で充実しているのは幸せなことなのではないでしょうか。アラサー以上の方々には、本当に、無理しなくていいんですよと伝えたいです。

(たなか もみこ)

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