1.命を預かる覚悟はできてますか?

犬だけに限られた事ではありませんが、生き物を飼うというのは、その子の大切な命を引き受けるという事です。
穏やかで幸せな一生を過ごすのも、粗末に扱われて悲しい一生を終えてしまうのも命を預かるアナタ次第です。全ての責任を背負うという事を今一度考えてみて下さい。

2.キチンと正しい躾はできますか?

犬を迎えた人が通る初めての試練とも言える基本的な躾はアナタが思うよりもずっと難しいのです。
トイレトレーニングから噛みグセの止めさせ方に無駄吠えの防止などと、当たり前のように必要とされる最低限の躾でも大変な時間と忍耐が必要とされます。覚悟をして下さい。
因みにひと昔のようにバシバシ叩いたりする躾は現在では厳禁な上に、却って逆効果だという事も言っておきます。

3.体力と気力はありますか?

犬にとっての散歩は、1日の一大イベント!と言われるくらい大好きな習慣です。
犬種によっては1日数回を長時間かけて歩かせないといけないし、もちろん雨や雪といった悪天候だとしても、またアナタ自身の都合や体調不良も犬にとはっては全く関係ありません。
しっかり犬に付き合ってあげられる体力や、毎日欠かさず続ける事のできる気力が必要とされます。

4.部屋が汚れる覚悟はありますか?

犬はアナタが予想するよりも抜け毛や臭いが発生します。どんなに気を使っても、気が付いたら部屋の隅や家具に毛が付きますし、トイレや体臭等で慣れてない人には臭く感じる事もあります。更には子犬の時は当たり構わず噛み跡をつけたり壁に穴を空けてしまったり粗相もしてしまいます。
アナタがインテリアにこだわったりする方や潔癖症ならば、あまり犬を飼う事は勧められません。

5.行動範囲が制限されますが大丈夫ですか?

アナタは遠出や旅行をするのは好きですか?
もしアナタが出掛けるのが好きな方なら、犬を飼う前に今までのように自由に外出ができなくなってしまうのだという事を覚えておいて下さい。
大分増えてはきましたが、まだまだ日本はペットと同伴できる場所も限られてしまいますし、長期で家を留守にする場合はホテルに預ける事になると思います。
でも事情を理解出来ない犬にとっては大好きな家族と離されて寂しい思いをさせてしまうので、きっとアナタは後ろ髪を引かれてしまうでしょう。

6.何が起きても犬を守れますか?

犬にとってアナタは飼い主であると同時に、災害時には生命を救い安全な場所へ避難させるレスキュー隊員となり、時には飼い犬に危害をくわえようとする他の犬、あるいは生き物から身を守ってあげるボディガードとなり、また鳴き声や行動に対して苦情を言ってくる人達に対してキチンと謝罪してあげられる弁護士にもなる必要があります。
何があっても守ってあげて下さい。

7.経済的余裕はありますか?

少々生々しい内容になりますが、犬を飼うには沢山の費用がかかります。
毎月のフードやトリミングを始めとし、狂犬病などのワクチンやフィラリアの薬と季節毎に必要な病院の診察代にと少なくとも年間およそ10万以上はかかりますし、更に将来もし愛犬が病気になれば保険が効かないので高額な医療費も発生する事もあるんです。

8.イザという時に託せる人はいますか?

どんなにアナタが責任を持って犬を飼っていたとしても、突然の事故や病気でどうしても世話ができなくなってしまう場合も無いとは限りません。
もしそうなった時の為にもアナタの代わりに愛犬の世話をしてもらえる人や施設を見つけてあげておく事も大切です。

9.環境は万全ですか?

犬を飼う上で必要な環境は整っていますか?
ペットの飼育が可能な住居はもちろん、車の通りが比較的少なく安心して散歩のできるコースに、自分で連れて通える距離に動物病院があるのが理想的です。

10.自分の時間は減ります。大丈夫ですか?

アナタは自分だけの自由な時間を大切にしていますか?
自由気ままな猫とは対象的に、犬は飼い主であるアナタに真っ直ぐな愛を向けてきますのでシッカリと応えてあげなくてはいけません。
例えアナタが1人で読書やテレビ鑑賞等に夢中になっていたとしても、犬は大好きなアナタに構って欲しくて甘えてくるでしょう。
それを中断して犬の相手をしてあげる必要もあります。

11.寂しい思いをさせない自信はありますか?

私達人間にとって1日は24時間ですが、犬にとっての1日はたったの7時間しかありません。
だから長時間犬を独りきりで留守番をさせるという事は、人間に置き換えると丸1日留守にさせていると同じような感覚なのです。
その寂しさを補ってあげられるだけの愛情をしっかり注いであげましょう。

12.一生忘れないでいてあげられますか?

考えたくありませんが、犬は私達よりも早く旅立ってしまうのが辛い現実です。
最期まで責任を持って世話をしてあげるのも大事ですが、寂しがり屋で甘えん坊な性格の子が多い犬にとっては離れ離れになっても、いつまでも大好きな飼い主さんに忘れられずに思い出してもらえる事もとても嬉しいと思います。
一生忘れずに想っていてあげましょう。