20代半ばを過ぎると、みるみる変わり始める体質。ぽっこりお腹に、体重が増えるなど「太りやすくなったなぁ」と感じていませんか。仕方なく、食べる量を減らしているという方も多いかと思います。

しかし、食べる量はあきらかに減ったのに「体重が変わらない!」と驚くことはありませんか? それは、ダイエット中によくある習慣が原因になっているかもしれません。

そこで今回は、美容ライターとして活動する筆者が、食べていないのになぜか体重が減らない勘違い習慣を、4つご紹介します。

■1:野菜ばかりの食生活

体重を気にして野菜ばかりの食生活にしていませんか? 野菜は栄養価が高く、低カロリーなイメージが強いですが、デメリットもあります。

一つ目は、野菜の種類にもよりますが、体を冷やしやすいということです。冷えた体は、脂肪が燃えにくいうえに、体を冷えから守ろうと脂肪を蓄えるようになります。ぽっこりお腹や二の腕の脂肪が気になる方は、野菜と一緒に温かいスープを飲むなど、体を冷やさない習慣をつくりましょう。

もう一つは、お肉に含まれる大事な栄養素が足りていないということです。お肉には脂肪の燃焼を助ける“L-カルニチン”や、糖を燃やす作用のある“ビタミンB群”が多く含まれています。

一日のうちの食事がほとんど野菜中心の生活という方は、栄養が偏り、痩せるのに必要な成分が足りていないかもしれません。サラダにお肉をプラスするなど、少しはお肉も摂りましょう。

■2:空腹状態が長く続いてしまうのはNG

ダイエット中に多く見られる食事制限。確かに、摂取カロリーが減れば一時的に体重は減るかもしれません。しかし、実はこれには大きな落とし穴があります。

食事の“回数”を減らしても、その分一回の“食事量”が増えているということはありませんか? 一日一食など食事の回数を極端に減らす場合は、食事の量にも要注意。体は空腹状態が長く続いているため、次にいつ得られるかわからない栄養をたくさん吸収しようと準備をしています。そこにドカンと大量の食べ物が入ってしまうと、三食きちっと摂取していた時よりも、カロリーを必要以上に吸収している可能性があるのです。

食事の回数を減らす場合は、食べるものや量もきちんと管理しなくてはいけません。それが難しい場合は、こまめにバランスよく食べ、“一日全体”の摂取カロリーを抑えた方が良いでしょう。

■3:水分補給が足りていない

ダイエット中は、むくむのを恐れて水分補給を最小限に抑えているというのもよく聞く話。しかし、便通を良くするために必要不可欠なのが水分です。水分が足りなくては便秘を引き起こし、体のデトックスがうまくいかないでしょう。

加齢とともに体の水分量は減っていくこともあり、また夏の体はただでさえ水分不足に陥りがち。ダイエット中の場合は、糖分の多い飲み物を控え、水やお茶をメインに適量の水分補給をしましょう。

■4:咀嚼回数が少ない

食事量や回数を減らしてしまうと空腹感が勝るため、どうしても早食いをしやすくなってしまいます。咀嚼に時間をかけない早食いは、満腹中枢が刺激されないまま食べ終わってしまうので、満腹感が得られにくいです。この影響で「なんか物足りない……」と結局間食をしてしまったり、糖分のある飲み物を摂取したくなってしまったりします。

また、過去記事「洗顔は3位!1位は…“すっぴんに自信がある女性”意外な朝習慣」にもあるように、代謝の一種である“食事誘発性熱産生(DIT)”は食事を摂ることによって消費されるエネルギーです。噛まずに飲み込んでしまったり、流動食のようなダイエットを続けてしまうと、エネルギー消費量が減ってしまい、健康的なダイエットから遠ざかってしまいます。ダイエット中もよく咀嚼し、バランスのいい食事を摂りましょう。

以上、食事に気をつけているのに、なぜか痩せない悪習慣を4つご紹介しました。食事を減らすダイエットは一時的に痩せたい人には良いかもしれません。しかし、長期で考えるとやはり維持するのが難しく、ストレスもかかりやすい方法です。栄養バランスの良い食事をこころがけ、軽い運動も取り入れていきましょう。