今すぐやめて…!みるみる髪が痛む「ヘアゴム」の使い方
「なんだか最近、地肌が目立つようになった」「シャンプーの時に抜け毛が気になる……」と感じることはありませんか? 女性でも薄毛に悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
原因は様々ありますが、その一因に“間違ったヘアゴムの使い方”があるのをご存知でしょうか。間違った使い方をすると、薄毛やダメージの原因にも繋がってしまうんです。
そこで今回は、今すぐやめたいヘアゴムの間違った使い方と、髪を傷めない正しい使い方をお伝えします。
■髪のダメージに繋がる!間違ったヘアゴムの使い方
(1)濡れた髪をヘアゴムで縛る
お風呂から上がった後など濡れたまま髪をまとめたくて、ついついそのままヘアゴムで縛ってしまっている方。水分によって引っ張る力が強くなってしまい、抜け毛の原因となってしまいます。
お風呂上がりの濡れた髪はヘアゴムでまとめるのではなく、タオルを使ってまとめるようにしましょう。
(2)長時間ヘアゴムで髪をまとめている
ロングヘアーやくせ毛の方は、仕事中や湿気で髪が広がりやすい時に、乱れないようきつく髪をまとめる方も多いのではないでしょうか。そうすると長時間ヘアゴムの引っ張る力で頭皮がダメージを受けてしまい、薄毛の原因となってしまいます。
時々でいいので自然な状態に戻して頭皮を休ませることがベストです。それができない場合は、シュシュなど負担の少ないものを使用するようにしましょう。
(3)ヘアゴムの金属も要注意
ヘアゴムの種類でも、気をつけたいことがります。それは、”ヘアゴムの金属の部分”。ヘアゴムの一部が金属になっているものがありますが、それも実は髪の毛を傷める原因になってしまうことも。髪のダメージが気になる方は、金属が付いてないものを使用するとよいでしょう。
(4)手首のヘアゴムは、汚れにも注意
番外編ですが、オシャレと実用性を兼ねて手首にヘアゴムを巻いている方も多いのでは? 特に手首に巻いているヘアゴムには、いろんな細菌がつきがちです。時には洗ったり通気性のよいところで乾かすなど、清潔に保つようにしましょう。
いかがでしたか? 暑くなるとどうしても髪をまとめたくなりますが、ゴムでキュッと結んでしまうより、可愛くアレンジするのもオススメですよ。髪も労りながら、夏ならではのヘアスタイルを楽しんでみてくださいね。
【筆者概略】
※ 小泉順一朗・・・ 美容師。都内美容室勤務を経験後、22歳で『川田美容室』を設立。お客様が楽しくなるサロン作りをコンセプトとしており、HP・ブログ・LINE@などでも日々のケアなどを発信。アフターフォーローにも務めている。
【画像】
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