北へ、南へ、東奔西走!? 日々、取材に、打合せにと駆け巡る『clicccar』編集長。今年、5年目を迎えたweb媒体をさらに発展させるには、どうしたらいいのか? 悩める“トップリーダー”の1日を紹介します(ちょっぴりフィクションです)。

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『clicccar』編集長は悩んでいた。今年5年目を迎えたweb媒体。各種スタッフ、ライター、フォトグラファー、そしてエンジニアの人たちの努力で、ようやく軌道に載り始めた感があるが、さらに発展させるために「自分ができることは何なのか?」と。

ホテルのバルコニーの外には、地中海……じゃなかった、英虞湾が広がる。出張で、伊勢志摩に来ているのだ。伊勢志摩サミットの会場にもなったこの地で、『clicccar』編集長は、未来に想いを馳せるのであった。

突然の来客にも対応できる、「トップリーダー」にふさわしい部屋を確保できる高級ホテル。けっして贅沢を好んでいるわけではない。

出張取材のアシは、やはり「トップリーダー」にふさわしい高級車。デビューしたてのジャガーXFである。もちろん、贅沢を好んでいるわけではない。

 

ジャガー・ランドローバー・グループの「お約束」。スターターボタンを押すとせり上がってくるダイヤル式シフター。テストドライブを前に、気が引き締まる一瞬だ。

ジャガーXFに装備される10.2インチディスプレイは、タッチパネル式。指先で画面を切り替えるフリック操作にも対応している。

いざ、出陣!? 新生XFのエンジンは、2リッター直4ターボ、2リッター直4ディーゼルターボ、そして3リッターV6スーパーチャージドが用意される。写真は、340psのV6を積んだ「R-SPORT」(969万円)。

21世紀の最新モデルらしく、メーターナセル内もディスプレイになっている。必要に応じて、各種メーターおよび地図を呼び出せる。

関東地方とは、どこか趣きの異なる地の道。高速道路でも、それは同じだ。編集長の向かう先は……!?

中継地点に指定されたガスステーションにて。ココで、試乗車を乗り換えるのだ。ジャガーXF「R-SPORT」から、さらにハイスペックな380ps版V6エンジンを搭載する「S」に変わった。

すっかり慣れた手つきでナビを操作する。国産ナビにも匹敵する操作性。ただし、画面遷移のロジックに癖があり、最初はとまどう。

名古屋城を車窓からのぞむ。全国各地を飛び回る職業だが、哀しいかな、観光している時間は、いつも、ない。

レザー内装に包まれてのテストドライブ。クルマをじっくり観察しつつ、一方で、日々の雑務から逃れてじっくり考え事ができる貴重な時間だ。「自分は、いくつ橋を渡ってきたのだろう……?」。ふと、そんなことを考える編集長であった。

哲学的思考に疲れ、安濃サービスエリアで休憩を取る。トップリーダーとして、やらねばならないことがある! それは……。

メンチコロッケを食すること。安濃SAでは「伊勢うどんコロッケ」が有名だが、敢えて手堅くノーマルのコロッケをセレクトした。

「ココに停まっているクルマそれぞれにストーリーがあるのだなァ」と、コロッケ片手に感慨にふける編集長。これから『clicccar』で展開される新たな企画が生まれつつある、のか!?

立ち上げ以来、5年が経つweb媒体『clicccar』。さらなる発展のため、編集長はある場所へと急ぐのであった。なぞのキツネと童の像が躍るこの場所は……!?

立派な総門の前を行くジャガーXF。そう、ここは、愛知県豊川市にある、その名も豊川稲荷。いわずと知れた、日本三大稲荷のひとつである。

駐車場の片隅に停めさせてもらったジャガーXF。英国生まれの雅なクルマにして、意外に「和」のテイストにも合う。

豊川稲荷の正式名称は「宗教法人 豐川閣妙嚴寺」。曹洞宗の寺院である。境内の広さは1272ヘクタール(3万7051坪)。堂塔伽藍の数は、大小合わせて91余棟に及ぶという。

まずは本殿にお参りに。妙嚴寺がお祀りする鎮守・豊川ダ枳尼真天(とよかわだきにしんてん)が白い狐にまたがっていらっしゃることから、妙嚴寺はいつしか豊川稲荷として知られることに。

続いて訪れたのが、霊狐塚。妙嚴寺の開山禅師(東海義易)に仕えた平八郎稲荷と、陰に日向に禅師をサポートした、眷属301を祀っている。

平八郎稲荷の眷属301には及ばないかもしれないが、陰に日向に『clicccar』を支えてくれている関係者の皆さまの安寧を祈る編集長。。

「これで『clicccar』も安泰だ」。個性豊かなお稲荷さまたちに見守られながら、職務を果たした満足感に浸る編集長。

義務を果たしたあとは、創業80年の老舗うなぎ屋で、櫃まぶしに舌鼓を打つ。表面はパリパリで、中がホワッと柔らかくて、うなぎの香りが口いっぱいに広がるのであった……。

編集長として人知を尽くしたので、あとは霊験あらたかなることを願うのみ。夜のとばりが下りるなか、ジャガーXFを駆って、東京への帰路につく。さらば、豊川稲荷。

(企画・構成:Office Henschel/写真:ダン・アオキ)

ジャガーXFとイク!? クリッカー編集長の「トップリーダー」ドライブ(http://clicccar.com/2016/08/01/389891/)