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ABC (Australian Broadcasting Corporation)に7月28日(オーストラリア時間)に掲載された記事「Australia's latitude and longitude coordinates out by more than 1.5 metres, scientists say - ABC News (Australian Broadcasting Corporation)」が、オーストラリア大陸の緯度および経度データが実物と1.5メートル以上ずれていると伝えた。オーストラリア当局は修正へ向けた取り組みを進めている。

オーストラリアは移動速度の大きい大陸プレート上に位置するとされており、1年間に北方向へ7cm、太平洋プレートとの衝突によって西側へ11cm移動していると説明がある。現在オーストラリアが基準としているデータは1994年に実施されたアップデートが最後とされており、現在の位置と基準値が大きくずれていることが指摘されている。

オーストラリア当局は来年の早い段階で新しい基準を発表するとしているが、新しい基準の最終的な適用は2020年が予定されており、それまでは徐々に修正が適用されるという。また当局は今後も必要に応じて新しい基準を適用する必要があることにも触れている。

提供が進んでいる位置情報を利用したサービスは、より正確な位置情報を必要としているため、こうしたデータの修正は不可欠となる。特に自動車の自動運転においてはより正確な位置情報が重要であるほか、ドローンの自動運行による輸送システムの確立や農作業の自動化などにおいても位置情報は重要なポジションにあり、常に正確な値が提供されることが求められる。

(後藤大地)