水分を効果的に補給する方法とは?頻尿の人も必見!

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8月1日は「水の日」。国土交通省が水の貴重さや水資源の重要性について国民の理解、関心を深めるために定めた記念日で、平成26年に施行された水循環基本法で法定化までされたのだそうだ。そこで今回は水の日にちなみ、水にまつわる豆知識を紹介しよう。

■胃腸に負担をかけないのは常温

暑い日は冷たい水を一気に飲みたくなるものだが、冷たい水は逆にカラダを冷やしてしまうという話も耳にする。一体、どのくらいの温度で摂取するのがベストなのだろうか? 健康コンサルタントの早川弘太さんにお話を伺った。

「胃腸に一番負担をかけずに吸収されやすい温度は一般的には常温(日本薬局方では15℃〜25℃)です。外気温によっても変わるので、季節に応じて調整するのがベストでしょう」(早川さん)

これからの季節、野外にペットボトルを置きっぱなしだと、あっという間にぬるくなってしまいそうだ。では逆に、適切でない温度というのはあるのだろうか?

「一概に『何℃はダメ』ということはありません。カラダの状態や環境によって異なります。エアコンが効いた室内でカラダが冷えてしまっているような方は温かい温度でゆっくりと胃腸を温めたりするのがよいですが、夏場に屋外で活動したりして熱がこもっているようなときは冷たい温度がよいでしょう」(早川さん)

一概に熱いのはダメ、冷たいのはダメ、とはいえないので、自分の生活環境や、そのときのカラダの状況に合わせた温度で摂取することが大切なのだそうだ。

■トイレの回数が多い人は飲み方に問題あり?

水を飲んでも、すぐにトイレに行きたくなる人もいる。効率的に水分を体内に吸収するため、何かポイントはあるのだろうか?

「水分補給のポイントは一度にガブガブ飲まない、いわゆる『がぶ飲み』をしないのがポイントです。個人差がありますが、一度に体内に吸収できる水分量は限られています。過剰に摂取された水分は当然ですが、体外に排泄されるため、トイレの回数も増えてしまいます。ゆっくりと唾液を混ぜながら飲むようにするとよいでしょう。また、ゆっくり飲むことは冷えた飲料も体内に入るときには体温に近くなっているので、胃腸の負担も減らします」(早川さん)

水分をあまり摂っていないのにトイレの回数が多い人は、カラダが冷えていたり、もともと冷え性の人が多いという傾向があるそうだ。

「冬など、寒いところにいるとトイレの回数が増えたりしますよね。人間はカラダが冷えているとトイレが近くなる傾向があります。普段から冷え性の方などは冷え性体質を改善することで、不必要に多いトイレの回数軽減に繋がります」(早川さん)

ダイエットや健康維持のために「水」にこだわる人もいるが、あまり決め付けすぎるとよくないとのこと。

「水分摂取に関しては、暑いとき、寒いとき、運動をしているとき、エアコンの効いた部屋に一日いるとき、年齢、体調、体格、環境によって異なります。画一的に『一日何リットル飲みましょう』とか『温度は何℃じゃなければダメ』という決め付けが一番怖いので、ご自分のカラダの状態に合わせた水分摂取を心がけたいですね」(早川さん)

猛暑の夏、熱中症対策のために水分は欠かせない。健康状態も考慮して、適切な水分補給を心がけよう。

「教えて!goo」では「水を効果的に体に吸収させるためにしている工夫はありますか?」と意見を募集中だ。

●専門家プロフィール:早川 弘太(はやかわ こうた)
山梨県笛吹市で創業から約240年続く「沢田屋薬局」店主。薬の相談や生活習慣に関するアドバイスなど、地域の人々の健康をサポート。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)