夏休みは帰省や旅行のシーズン。待ち遠しいイベントである一方、乳幼児を持つママにとっては、まずそこに到着するための長距離移動が大きなハードルになる。特に乳児の場合は、数時間ごとにオムツ替えや授乳、ミルクなどが必要なので、その場所を確保するだけでも一苦労。さらに、場所を問わずぐずったりギャン泣きされたりすると、どうしようもない。

そこでママテナでアンケートを実施し、「長時間公共交通機関を利用する際、気を使うのはどんなことか」を聞いてみた(有効回答数147)。

●ぐずり対策必須アイテムは「絵本・おもちゃ」と「お菓子・離乳食」

圧倒的トップだったのは「子どものぐずりによる周囲への気遣い」で、なんと98.6%! 子どものぐずりは親がほぼ全員が気にしている大問題なのだ。

だからこそ、親は最大限ぐずらないように努力する。その対策法を尋ねたところ「ぐずらないように好きな絵本やおもちゃを持って行った」(82.3%)と「お菓子や離乳食を持ち込んだ」(80.3%)が、それぞれ8割超を記録。絵本やおもちゃで子どもの機嫌を良くして、それに飽きたら食べ物で時間を持たせる。これこそがぐずり対策の王道といえる。

●周囲の迷惑を考え、デッキなどで立ちっぱなしのママも多数

だが、これらの王道対策グッズがあれば大丈夫というわけではないのが、乳児の難しいところ。これらを用意したのに想定外の出来事があって失敗したというママも多いようだ。

例えば、「電車に乗るときだけお菓子をあげていたので、電車イコールお菓子が当たり前になってしまった」(30代前半)という意見。その場は乗り切っても、しつけ面で苦労するというのは難しい問題だ。さらには「食べさせ過ぎて吐いた」(30代前半)という悲惨な意見も…。おう吐はニオイの問題もあるので、こうなったら本当に大変だろう。

しかし、身もふたもないようだが、どんなに対策をしてもぐずるときはどうしようもないのが乳児というもの。

「飛行機でずっと泣き通しでほぼ立ちっぱなし」(30代後半)

「事前に指定席をとったものの、新幹線の中でぐずり泣きがすごくて、ほとんど席には座れなかった」(30代前半)

「新幹線内でグズグズ…周りの目が気になってデッキでただひたすらだっこ(泣)」(40代前半)

乳児を連れての長距離移動は、ママにとって過酷な状況のひとつ。しかし、乳児がぐずってしまうのは仕方のないことなので、周囲の人の理解も必要といえそうだ。

(高山恵+ノオト)