人気の金箔貼りを体験♪おみやげにしたくなる、金沢らしい工芸品がそろう「金箔屋 さくだ」

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日本の総生産量の99パーセントをしめるという金沢箔。金箔を使った工芸品がそろう「金箔屋 さくだ」は、金沢のおみやげ探しにぴったり。年間1万人以上が訪れるという「金箔貼り体験」もできますよ。

金箔をあしらった、かわいい小物がいっぱい

ひがし茶屋街からすぐ「金箔屋 さくだ 本店」は大正8年創業で、今年97年目を迎えます。金銀箔から金銀箔工芸品、あぶらとり紙、金箔入り食品、蒔絵シールなどを取り扱う老舗です。店舗の正面は、朱色に金とプラチナで「箔工芸」と書かれた暖簾が目をひきます。中に入ると、小さな小物から、大きな金屏風まで、ズラリと工芸品が並び、その種類の多さに驚きます。

夏にぴったり金箔を使ったガラス細工

金箔を施した涼しげなガラス細工はおみやげにもおすすめです。「ガラスひねり箸置」(各756円)や、「ガラス華香台」(各2592円)は、好きな色を組み合わせるのも楽しいですね。「招福杯」(2個セット6480円)は、逆さに伏せると富士山の形をしたガラスのぐい呑みになっています。

厚さは1万分の1ミリ!繊細な金箔製造を見学

「さくだ」では、実際に金箔製造過程を見学することができます。金箔は、何度も何度も叩いては伸ばし、その薄さはおよそ1万分の1ミリ。十円玉ほどの大きさの金が畳1枚分もの大きさになり、光が透けて見えるほどの薄さなんですよ。

手のひらに金箔をのせてもらうと、すっと肌に吸いついて、手のひらのシワに入り込んでしまいます。とても繊細な素材ゆえに、箔打ちは、とても根気のいる一瞬も気を抜くことができない作業です。それでも、「ほんとうに薄く美しい箔が仕上がった時の喜びはなにものにもかえがたい」と無心で作業に取り組む職人さんたちの姿に、思わず見入ってしまいます。

種類も豊富な「金箔貼り体験」で自分だけの一品を

その金箔の繊細さに実際に触れることができるのが、年間1万人以上が訪れるという「金箔貼り体験」です。種類も豊富で、お箸(600円)、丸皿(1100円)、木製ペンダント(3400円〜)などの中から、好きなものを選ぶことができます。料金は体験料込みの価格です。

まず何を作るかを決めたら、次はデザイン。ステンシルの中から選んで写したり、自分の好きな模様を描いたり、マスキングテープの上に書いていきます。

下絵どおりにカットしたら、それを器の上に貼り、金箔を貼る部分に接着剤を塗り残しがないよう塗っていきます。そしていよいよ金箔貼りへ。薄い金箔を、息や風に注視して、慎重に貼っていきます。まさに息もつけない作業です。

金箔を丁寧に貼り終えたら、マスキングテープを剥がして完成。1ヶ月ほどすると箔が定着しますが、さらに自宅でニスやマニュキアのトップコートなどを塗ると、金箔のもちが良くなるそうです。手作りならではの愛着も。自分のお気に入りのデザインで、自分へのおみやげにするのもいいですよね。

店内には、建築用タイルに金箔を貼って作られた黄金の化粧室もあります。1万分の1ミリという薄さというだけあって、箔を貼った素材自体の質感が出ているのもよくわかりますよ。一面きらびやかな金で、とでも贅沢で豪華です。

「さくだ」で、金沢箔の繊細さ、美しさを体験したり、バラエティーに富んだ工芸品を見たりして、金箔の豊かな表情をじっくりと体感してみてくださいね。

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