22日、韓国メディアによると、ソウル市が食べ物を販売する違法な屋台3198カ所について合法化する検討を始めた。届け出に基づく道路占拠営業を可能とする制度を確立し、制度の下で衛生点検などを徹底するためだ。写真はソウル・南大門市場。

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2016年7月22日、韓国・マネートゥデイなどによると、韓国のソウル市が食べ物を販売する違法な屋台3198店について合法化する検討を始めた。届け出に基づく道路占拠営業を可能とする制度を確立し、制度の下で衛生点検などを徹底するためだ。

韓国では現行法上、路上で飲食物を調理・販売する屋台営業は禁止されている。食品の安全性や衛生状態を管理できないことが主な理由だが、こうした屋台は実際数多く存在し、本当に違法営業なのかと疑いたくなるほどだ。ソウル市の調べによると、市内の屋台8038店のうち約4割に上る3198店が食べ物を売る違法屋台。市が毎年行う取り締まりにも限界があり、いっそ屋台を合法化しようとの検討が始まった。

一方、現行の道路法で一定の道路占拠が認められている路上の屋台が市民の通行の邪魔になっているとの声が多いことから、市民の「歩行権」を取り戻すための条例を定めることも検討されている。市はこの条例制定と合わせて食品衛生法の改正を進め、飲食販売の屋台営業を届け出により可能にする計画だ。

これまで法の外にあった屋台を合法化することで、衛生に関する市民の不安感も解消するのではと市は期待するが、韓国のネットユーザーからは反対の声が多数寄せられている。

「ソウルも終わったな。人の歩く道を勝手に占拠する屋台の味方をするとは。不便を感じている市民のことは眼中にないのか」
「違法行為を許すなんて何さまだよ?」
「誰のアイデアか知らないが狂ってる」

「法を守る人ばかりがばかをみて、損をする」
「違法は単に違法にすぎない!高い家賃を払って商売してる人は間抜けか!」
「自営業者の票を捨て、3200人の露天商の票を得る朴元淳(パク・ウォンスン。ソウル市長)」
「まあ、市民が選んだ市長だけどね」

「屋台で使われる水や器までどうやって管理するつもりだろう。最近の公務員はずいぶん暇みたいだな」
「衛生管理よりも、屋台が税金を納めないのが問題なのでは?それに他人のビルの前で堂々と商売させるのはおかしい。歩道のあるじは歩行者のはずだ」
「ソウルが東南アジアみたいになるのか」(翻訳・編集/吉金)