NISAの120万円の枠を効率よく使い切る方法とは? 株式投資の資金が10万円や20万円しかなくても 1年間で使い切るNISAならではの投資法を公開!

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値幅の大きい上昇や下落が続く日本株市場。こうした相場では確実な利益確定を繰り返して行くやり方が求められるが、そうしたときに忘れてはならないのが、税金ゼロのNISA口座の活用だ。NISA口座のおさらいとともに、年間120万円の枠を20万円ですべて使い切るワザを紹介しよう。

今年の税金ゼロの枠を使えるのも残り約5カ月
20万円の資金でも120万円の枠のフル活用を!

 2014年からスタートしたのがNISA(少額投資非課税制度)。これは、1人あたり年間120万円の投資額について、最長5年間の保有が可能で、どんなに儲かっても値上がり益と配当の税金(20.315%)がゼロになるという制度だ。

 現状の利益をあげにくい相場環境において、少しでも1回の売買での利益を増やすためには、この非課税口座を徹底的に使うことが重要だ。ザイ9月号では、長期保有に向いた株の売買方法や短期での売買に向いた株の売買方法、そして高配当狙いのオススメ株を紹介しているが、どの株を買うとしてもNISAの利用は株で効率よく儲けるには不可欠なのだ。

 そして、株への投資額が数百万円という人は、大きな上昇を狙う新興市場のテーマ株などをNISA口座に集中させ、大きな利益を非課税で受け取りたいところだ。

 一方で、株に年間で120万円も投資するのは到底無理で10万〜20万円程度がせいぜいという人は、全体相場が悪く、世界中で思いがけない突発的な出来事が起きやすい今は、株を長期間保有するのもいいが、こまめな売買で少額の利益をコツコツ積み上げるのも一手で、この手法で120万円の枠を使うことを考えるべきだ。

 というのも、年間120万円の枠を使うには120万円を用意する必要があるわけではないからだ。

 たとえば、1年間で10万円しか投資できない人は、10万円の株を買って1カ月で売却というのを毎月繰り返すことにより、10万円で120万円の投資枠を使い切ることが可能になる。同様に20万円しか投資できない人は、2カ月に1回を目安にして6回ほど売買したら、枠を使い切ることができるはずだ。

 英国のEU離脱の国民投票のように、保有している株と無関係な出来事でも株価が下落してしまうような状況では、120万円投資できる人も少額投資家も、しっかりと節税をすることが大切だ。