熱中症予防には気温より「暑さ指数」!今日のキケン度が丸わかり

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気温、湿度、降水確率……天気予報などでみる、これらのデータ。最近では、洗濯指数や紫外線の強弱などを独自に伝えるメディアも増えてきました。

さて、“暑さ指数”ってご存知ですか? まだあまりメジャーではないこの指数、天気予報での活躍もまだ未知数ではありますが、知っておくと熱中症対策の一助になるかもしれません!

■アメリカで60年も前に誕生していた、“暑さ指数”

まず、暑さ指数とは。

気温、湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)の3つを取り入れた温度の指標で、WBGT:湿球黒球温度とも言われる、熱中症の危険度を判断する数値です。

そもそもの始まりは1954年のアメリカ。<サウスカロライナ州の海兵隊新兵訓練所で、熱中症のリスクを事前に判断するために開発>されたそう。

そこからさらにスポーツの現場でも取り入れられるようになり、日本では10年前から情報の提供が始まりました。

ですがこの暑さ指数、私たちの生活にどんなふうに役立つのでしょうか?

■気温だけではわからない! 暑さ指数を知って、正しい熱中症対策を

<単純に気温だけでなく、湿度や日差しの違いをも考慮して、熱中症予防につながるのが暑さ指数です。>

熱中症は高い気温だけが原因ではありません。予防するには湿度や周辺環境も大事になってきます。

現に同サイトには、2011年の夏の日の比較をしたこんなデータが。

<7月18日と8月15日で比較すると、気温は8月15日の方が低いが、最小湿度は8月15日の方が高い。WBGTは8月15日の方が高くなり、熱中症搬送者数は、7月18日の50人に対して、8月15日は100人と大幅に多くなっている。>

気温を見ているだけでは熱中症の危険度は計れないのだ、ということがわかる実例ではないでしょうか。

ではこの暑さ指数、いったいどのあたりを暑すぎの危険ラインと捉えればいいのでしょうか。

■暑さ指数、どうやって知るの? 環境省のHPですぐわかります

環境省のデータでは、暑さ指数が28℃を超えると、熱中症患者発生率が急増するということがわかっているそう。

どうやら危険度の目安は、28℃ということになりそうです。

ではこの暑さ指数、いったいどうやったら知ることができるのでしょうか。

もし自分の住む地域や旅行先などの暑さ指数が知りたい場合は、下記の環境省のページを覗いてみてください。

簡単なマウス操作だけでその日の指数や同地域内のランキングが瞬時に示され、なかなか便利なものですよ。

以上、暑さ指数の活用法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

気温だけ、湿度だけ、などピンポイントな情報だけでは、体への影響を測るのは難しいもの。いろんなデータを参考に、暑い夏を乗り切ってくださいね。