29日、近年中国人観光客の急増で韓国では中国人を対象としたイベントがたびたび催されているが、このほど大邱市で開幕したビールフェスティバルのメーンイベントが中国人観光客の大量キャンセルにより中止となった。資料写真

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2016年7月29日、近年中国人観光客の急増で韓国では中国人を対象としたイベントがたびたび催されているが、このほど大邱(テグ)市で開幕したビールフェスティバルのメーンイベントが中国人観光客の大量キャンセルにより中止となった。環球時報が伝えた。

韓流ドラマの影響で、中国人は韓国に旅行した際、ビールとチキンを堪能する人が少なくない。こうした中国人を引き込もうと、大邱市は27日から今月末までチキン&ビールフェスティバルを開催。韓国メディアによると、1500人の中国人観光客を目標としていたが、実際に参加したのは200人ほどだった。

5月のイベント参加呼び掛けから今月初めまでの時点で中国人観光客の参加申請は500人に上ったが、韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備決定が発表された後、イベント開幕日前日までに300人余りが参加をキャンセルした。さらに、テグ市の友好都市である中国の青島市も同イベントの参加をキャンセルし、8月1日に青島市で行われるビールフェスティバルに大邱市の代表団が参加しないよう要請したという。

大邱市は当初チキン&ビールフェスティバル期間内に専用列車の運行を計画するなど中国人観光客の参加に期待を寄せていたが、大量なキャンセルにより、予定していたメーンイベントを中止した。メーンイベントは今年初の試みで、中国人観光客を対象にしたイベントだった。韓国メディアは中国人観光客の大量キャンセルについて、「参加者が目標より少なかったのは、主催側の宣伝力不足やビールフェスティバル自体の魅力が予想以上に低かった可能性もあるが、大量なキャンセルはTHAAD配備によるものと考えて間違いないだろう」と指摘している。(翻訳・編集/内山)