[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2016年7月18日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、学校で履く靴の名前について話題がのぼっていました。

石川を中心に北陸では独特の言い方があるそうです。

「ズック」もまだまだ現役

(撮影=Ishikawa Ken flickrより)

学校で履く靴。全国的には「上履き」、関西や九州北部、北海道などでは「上靴」などと言われています。しかし、石川県では、この靴のことを「内履き」、「内履きズック」というのです。

このように呼ぶのは、北陸特有なのだそうです。「ズック」というのはオランダ語で、江戸時代後期にオランダからズック生地(厚手の生地)の洋服が伝わり、これで靴なども作られたことが由来です。

ですので、「ズック」は方言でなく共通語なのですが、全国的には衰退していって「ズック」という若者は少なくなりました。

しかし石川県では、1970年代に「ズッパ」という靴のかかとを踏んでスリッパのようにだらしなく履くことを指す新方言が生まれました。このズッパという言葉が石川の学校を中心に広まったため「ズック」という言葉も根強く残っているのです。

「内履き」という珍しい言い方に加え、「ズック」という言葉も残る、全国的にも変わった呼び名なのですね。(ライター:りえ160)