28日、国民の10人に1人がキャンプを楽しむという空前のキャンプブームを迎えている韓国だが、国内のキャンプ場の約2割が安全基準を満たさない違法キャンプ場であることが判明した。資料写真。

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2016年7月28日、韓国・アジア経済によると、国民の10人に1人がキャンプを楽しむという空前のキャンプブームを迎えている韓国だが、国内のキャンプ場の約2割が安全基準を満たさない違法キャンプ場であることが判明した。政府は違法営業の取り締まりを強化しているものの、これまで処罰されたキャンプ場はただの1カ所もないという。

韓国文化体育観光部の統計によると、全国1872カ所のキャンプ場のうち営業未登録の違法キャンプ場は450カ所、5件に1件の割合に上る。未登録キャンプ場のほとんどは消火器などの初期消火設備すらない危険な状態だが、ブームに乗ってこうした違法キャンプ場は急増している。実際に利用者の安全を脅かす問題も起こっている。昨年3月、江華島のキャンプ場で発生した火災は、安全認証を受けていない電気パネルの使用や、建物の無断増築などが主な原因とされた。

こうした問題の背景には、法整備など政府の管理がブームに追い付いていない現状がある。キャンプ場の自治体への営業登録やその設置場所についての規定、消火設備や避難路の確保といった安全管理について定めた観光振興改正法を政府が施行したのは昨年1月末のこと、処罰開始の猶予期間が以降1年あり、今年2月までは違法営業を摘発しても処罰できない状態だったのだ。しかし夏の本格的なキャンプシーズンを迎えるに当たり、文化体育観光部はいよいよ「積極的に取り締まりを進める」としている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「はっきり言って、韓国人のキャンプはほとんどキャンプ道具を自慢しに行くようなもの」
「1晩テントを張るだけで5万ウォン(約4600円)、田舎の人たちは薄情だよ」
「キャンプ場は人が多過ぎて癒やしどころかほとんど地獄。道具がもったいないけど行かなくなった」

「違法でもチンピラさえいなければいい」
「キャンプ場で道具の自慢をするのは構わないが、頼むから静かにやってくれ。みんな休みにキャンプ場に行くんじゃないのか?」
「韓国のすべてのレジャーは虚勢を張る場に変わってしまった」

「5カ所に1カ所はうそだろ。それよりはるかに多いはず」
「危険なのは各自気をつければいいこと。ただごみを勝手に捨てるのはやめてくれ!」
「韓国では詐欺で食べていくしか方法がないんだよ」(翻訳・編集/吉金)