消費支出(二人以上の世帯、前年同月比、実質)の推移を示すグラフ。(総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)」をもとに編集部で作成)

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 総務省が発表した6月の家計調査によると、1世帯(2人以上)の消費支出は26万1,452円で、物価変動を除いた実質では前年同月比2.2%減だった。減少幅は5月の1.1%よりも大きく、4カ月連続のマイナスとなった。

 また、同省による6月の全国の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除いた指数が103.0となり、5月よりも0.1%下がり、前年同月を0.5%下回った。前年同月比では4カ月連続のマイナス。円高進行と絡んで、さらに物価が下がることが予想される。