29日、鳳凰網はリオ五輪が間もなく開幕を迎えるにもかかわらず、現地の会場周辺には依然として深刻な水質汚染があり、水死体までもが発見されているという状況を伝えた。写真はリオデジャネイロ。

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2016年7月29日、鳳凰網はリオ五輪が間もなく開幕を迎えるにもかかわらず、現地の会場周辺には依然として深刻な水質汚染があり、水死体までもが発見されているという状況を伝えた。

記事によると、8月5日のリオ五輪開幕まであとわずかとなっている一方で、専門家や参加選手たちは競技会場の一つであるグアナバラ湾の汚染がひどく水死体まで漂っているという状況を憂慮している。

グアナバラ湾とその湾口に位置するコパカバーナビーチではそれぞれウインドサーフィンやマラソンスイミング及びトライアスロンの競技が行われることになっている。しかし、あるメディアはこのほどグアナバラ湾の海域に水死体が浮かび、汚染状況も深刻であると報じた。オランダのあるセーリングの選手は「海域の汚染状況が想像よりひどく、水が跳ね上がる時には口を必ずしっかり閉じなければいけない」と語る。また「外国の選手たちが海水で細菌に感染し病気にかかる可能性も高い」と指摘する医師もいる。

スペインの女子セーリングチームを率いるあるコーチは「ここでは吐きそうになる」とコメントし、1週間後に迫ったリオ五輪の運営に不安感を表している。リオ五輪の開催者たちは「われわれは1日に2、3度浄化処理をしており、競技が行われている間はこうしたことが絶対に起こらないと保証できる」と表明しているが、多くの選手たちはそれでも会場の安全に不安を抱いている。

さらに、コパカバーナビーチでは6月29日にもバラバラ遺体が発見されており、その発見現場はリオ五輪のビーチバレーの競技会場からほど近い場所であった。またオーストラリアのバックパッカーがここで失踪した後に水死体となって発見されたという報道や、2月頃にはアルゼンチンの男性とその友人が散歩している最中に2人の男に襲われて命を落としたが、その現場も同じくコパカバーナビーチだったという報道も伝えられている。(翻訳・編集/矢野研介)