日本を訪れる外国人観光客のなかで、抹茶や抹茶味のお菓子をおみやげに買って帰る人が多いようである。豊かなお茶の文化を持つ中国からやってきた人も、抹茶に代表される日本のお茶や関連商品に興味津々だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる外国人観光客のなかで、抹茶や抹茶味のお菓子をおみやげに買って帰る人が多いようである。豊かなお茶の文化を持つ中国からやってきた人も、抹茶に代表される日本のお茶や関連商品に興味津々だ。

 中国メディア・界面は27日、「たった8種類の茶、11のルールで、日本の茶道が中国に完勝?」と題した文章を掲載した。文章は、日本の茶道が中国を起源とするものでありながら、茶道文化の重視ぶり、普及ぶりは中国を上回っているとしたうえで、日本で独自に発展したお茶の文化について紹介している。

 まず、「日本人が主に飲む、8種類のお茶」として玉露、抹茶、煎茶、番茶、茎茶、粉茶、ほうじ茶、玄米茶という緑茶のバリエーションを紹介。中国から伝わって来た緑茶が長い時間をかけて日本の風土に合った緑茶へと変化し、その製造工程や茶葉の形状によって細かく種類が分かれるに至ったと解説している。また、日本の緑茶の中で抹茶に次いで中国でよく知られているのが玄米茶であるとし、「日本料理店に行くと、店員がお米の香りが芳ばしい玄米茶を出してくれる」と説明した。

 さらに、日本の茶道には「四規七則」なるルールが存在すると紹介。「四規」は「和・敬・静・寂」であり、「和敬」は主人と客人が持つべき心構えを、「静寂」は茶室や庭園の環境を示すとした。そして、「七則」は「事前にちゃんと茶を用意する」、「事前にちゃんと炭を用意する」、「茶室は冬暖かく夏は涼しく」、「室内は生花で自然の美しさを」、「時間を守る」、「雨具を用意する」、「常に客人を気にかけること」であると紹介している。

 紹介された「七則」については、文章は一部若干ずれた解釈をしているようである。「茶は飲む人のことを考えて点てる」、「炭は水が盛んに沸騰するように考えて起こす」といったところだが、そもそもこれらは千利休が残した「極意」。そもそも正しく解釈して上手に言葉で説明することは至難の業なのだ。言葉に頼らず「感じて極意を会得する」という奥深さが、日本のお茶の世界、さらには日本文化が持つ魅力の1つとも言えるだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)