ポケモンGOを楽しんで!鹿児島の自然公園が太っ腹すぎるイベント開催

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もはや社会現象の域に達した大流行スマートフォンゲーム「Pokémon GO」(ポケモン・ゴー)。

位置情報を利用し、まるでゲームの世界を旅するように実際に街を歩いてポケモンをゲットする(捕まえる)ことができる。

そんな中、鹿児島県伊佐(いさ)市で、ついにポケモンGOを使って集客を図るイベントが7月30、31日に開かれる。

少なくとも鹿児島県内初、もしかしたら日本初かもしれない公共団体によるポケモンGOを活用するイベント。

主催の伊佐市観光特産協会の事務局長・是枝洋典さん(32)に経緯を聞いた。

ポケモンが登場する公園内 提供:伊佐市観光部産協会

ポケモンが登場する公園内 提供:伊佐市観光部産協会

公園内にジムと3カ所のポケストップ

伊佐市公式サイトによると、会場となる「伊佐市曽木の滝公園」は、一帯が県立自然公園の指定を受ける。

自然豊かな敷地内は、ゲーム内のアイテムが手に入る「ポケストップ」が3カ所、ポケモン同士を戦わせる「ジム」が1カ所の地点で、設定されている。

アイテムを補給しながらポケモンをゲットでき、そのまま実力を試すことも可能なのだ。

協会側で設定したことはなく、「本当にたまたま」現れたという。

ポケストップに設定された洞窟きのこ園

ポケストップに設定された洞窟きのこ園 提供:伊佐市観光物産協会

是枝さんも小学生の頃にポケットモンスターが一大ブームになり、ゲームにはまった1人。

ポケモンGOの配信が始まった当初から、何かイベントにつなげたいと考えていた。

協会ではちょうど今年から、夏休み期間中の土・日に地元の伊佐農林高校の生徒たちが手作りピザを振る舞うイベントを計画していた。

仲間内で「じゃあ、(ポケモンGOを)使ってみようという話になって。企画というほど大げさなものではないんですけど」(是川さん)。

伊佐農林高校のピザハウスの告知板 提供:伊佐市観光特産協会

伊佐農林高校のピザハウスの告知板 提供:伊佐市観光特産協会

ポケモンを引き寄せるアイテムを活用

ポケストップでは「ルアーモジュール」というアイテムを使い、一定時間、周辺のポケモンの出現率を上げられる。

当日は、このアイテムを使い続けることでポケモンを引き寄せて来場者に遊んでもらう予定だ。

是枝さんは「滞在時間が伸びることで、食べ物や土産物にも興味を持ってもらえれば」と期待を込める。

曽木の滝公園内のポケストップ 提供:伊佐市観光物産協会

公園内のポケモンジム 提供:伊佐市観光物産協会

なお、3カ所のポケストップはなるべく効果を途切れさせないよう、是枝さんと別の男性職員(30)の2人で回る予定だ。

「日本一の滝でコイキングを捕まえて」

公園の名称となっている「曽木の滝」は、日本一の滝幅210mを誇る。

高さ12mの滝周辺には、なんと鯉を模したポケモン「コイキング」が出現するという。

まさに鯉の滝登り。縁起の良いコイキングは、滝を眺める展望スペースから捕獲できるそうだ。

是枝さんは「日本一の滝にいるコイキングを捕まえに来てほしい」とアピールした。

ちなみに、園内には鯉料理を出す店もある。

曽木の滝

曽木の滝 提供:伊佐市観光物産協会

鳥取県による鳥取砂丘の解放宣言などともに、ポケモンGOを活用した地域振興の一例になるかもしれない挑戦。

今回のイベント状況を見て、好評であれば8月中の土・日にも実施したいつもりだ。

規制ばかりに世論が向かうなか、新しいものを積極的に活用する姿勢を示しているといえる。

くれぐれも歩きスマホをしないよう注意し、高校生たちのおいしいピザを味わいながら楽しみたい。

【イベント概要】
伊佐市曽木の滝公園「Pokemon GO ルアーモジュールの連続使用イベント」
日時:2016年7月30、31日10〜15時
場所:曽木の滝公園内「洞窟きのこ園」のモニュメント周辺
問合せ:伊佐市観光特産協会(電話:0995-28-2600)
※異常な混雑などで危険が生じた場合はイベントを中止。

・画像はすべて、伊佐市観光特産協会の許可を得て同協会公式Facebookから転載しています。