JAFは、夏の気温が上昇するシーズンを迎え、子どもなどの熱中症事故予防を呼びかけている。昨年2015年8月1日〜8月31日の1か月間、JAFが出動した「キー閉じ込み」の救援のうち、子どもが車内に残されたままであったケースは全国で236件あった。このうち、緊急性が高いと判断し、通常の開錠作業ではなくドアガラスを割るなどして車内の子どもを救出したケースも6件発生。現場での聞き取り調査によると、その原因は「子どもが誤ってロックを操作した」というものが多く、「電子キーの電池切れ」によるものもあった。

熱中症

また、2012年夏にJAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35℃の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに達した。乳幼児は体温調節機能が未発達であり、特に注意が必要。「少しの時間だから」「寝ているから」といって車内に子どもを残したまま車を離れることは、「キー閉じ込み」のトラブルとならなくても、熱中症を引き起こす事故になりかねない。また、高齢者も加齢に伴い、体温調節機能が低下するため注意が必要。ペットなども車内に残して車を離れることは決してしないよう、JAFは強く注意を呼びかけている。

熱中症

文/編集部