デカいだけに、スゴい

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2016年はVR元年と言われ、さまざまなVRゴーグルやVRヘッドセットが販売されています。どれも顔周りに装着して使うものがほとんどです。実は約1年前にCanonが両手で支えなければいけないほどのヘッドセットを東京とニューヨークの「Canon EXPO 2015」で公開していました!今回は、そのヘッドセットがどのようなものだったかを紹介します。

■ Canonの巨大HMD

「Canon EXPO 2015」で公開されたのはプロトタイプのVRヘッドセット。正式名称は「ハンドヘルドディスプレイ」です。5.5インチの液晶パネルを2枚並べ、解像度は5K相当とかなり高精細なつくりとなっています。装着すると顔が覆われるほどのサイズです。このプロトタイプは、バインダーやストラップで頭部に装着するようにはなっておらず、2つの把手で本体を支えながら映像を鑑賞します。画角は120度と視覚をしっかりカバー。2016年現在のところ発売の予定はなく、Canonからのプレスリリースも出ていません。

■ MRシステム「MREAL」を発売

ハンドヘルドディスプレイは発売されませんでしたが、Canonは5月にMRシステム「MREAL」を発売しました。価格は900万円とかなり高額ですが、産業用目的で作られたためです。MRとは、VRとARの中間にあると言われています。現実の空間に仮想の3Dモデルを設置したように見せられる特性があり、自動車製造業、建築業などで活用されています。さらに、実物大で確認できるため立場が異なる人とのコミュケーションを活性化させ、制作工数を減らせるメリットがあります。

■ イベントで最新技術に触れる

Canon EXPOは5年に1度の祭典で、次に開催されるのはおそらく2020年です。開催される度に規模、展示内容がスケールアップしています。しかし、残念なことに関係者や株主、マスコミといった人しか入場できません。どうしてもCanonの最新技術を見たいという方は、一般にも公開されているイベントもたくさんあるので訪れてみてはいかがでしょうか。

(image by ROADTOVR)
(著:nanapiユーザー・のこりうどん 編集:nanapi編集部)