28日、菅義偉官房長官は同日の記者会見で、日本人男性1人が渡航先の北京で中国当局に拘束されたことを明らかにした。日本はスパイ行為を否定しているが、中国では日本人男性の拘束はスパイ行為によるものとの見方が強い。資料写真。

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2016年7月28日、菅義偉官房長官は同日の記者会見で、日本人男性1人が渡航先の北京で中国当局に拘束されたことを明らかにした。中国は昨年5月以降、日本人4人をスパイ容疑で拘束しており、日本はスパイ行為を否定しているが、中国では日本人男性の拘束はスパイ行為によるものとの見方が強い。環球時報が伝えた。

菅官房長官は会見で男性の詳細や訪中目的などについては明言せず、日本メディアは男性が日中交流団体の関係者で30年間に渡り日中友好に従事してきたと報じている。

同ニュースについて中国社会科学院の日中関係研究センターの呉懐中(ウー・フアイジョン)研究員は、「外国の諜報員を見逃す国はない。ただ、(今回の一件で)日中の正常な交流に影響が出ることはない」と語っている。

日本人男性の拘束に関しては、日本ネットで中国を批判する声が目立っており、カタールのテレビ局「アルジャジーラ」は、「南シナ海の仲裁判決後、日中関係はより緊張化した。今後数カ月、日本は中国との衝突を避ける方法を模索すべきだろう」と指摘している。(翻訳・編集/内山)